陣痛の前兆:おしるしの体験談

あわてたあわてた(>_<)☆

1人目の時は『ん?これって血なのかな?』と判別がつきにくい程の薄いピンクのしみがパンツについてから2日後に生まれましたが、2人目の時は一週間以上後に陣痛がきました。

 今度は上の子の時と違って生理の終わりかけの時のような茶色みの強い出血だったので、ついに来たかとどぎまぎしつつ病院に電話。出産準備本に書いてあった伝達事項をすべて助産師さんに伝えると「じゃあしっかりと感じ取れる痛みが来てから入院しましょうか。」と穏やかで慣れた口調の返事。

 心の中では「えっ、そんなんじゃないと病院行っちゃいけないの?そんなぁ、先生、私上の子の預け先問題もあるんですー !」と今にして思えば恥ずかしながらのすがり泣き状態。

 主人が休みじゃない時や帰りの遅い夜に陣痛がきてしまった場合、幼稚園年少の息子の預け先として近所の友人を頼っていましたが、彼女の家の都合でお願いできるのは週のうちの3日。

息子が入園してからそんなに会っている仲ではなかったので、いくらご近所さんでも頼みにくく、結局頼んだのは出産の1ヶ月前でした。

 おしるしがあったのが木曜日で、この爆弾を抱えたような状況で金曜日も過ごすことになるのかと思うとすごく心配だったし、主人の次の休みまで5日以上はあったので急きょ実母と相談して息子を実家に預けることになりました。

 いつ来るかいつ来るかとヤキモキしながら不安と共に過ごしていたので、そこからの1週間が一分一時間すごく長く感じました。実家の息子もだいぶ寂しがっていたようなので、預かり保育の可能な火曜日にいったん帰ってきてもらいました。帰ってきてからは何事もなくいつものように遊び始めましたが、「なぜ今?」という瞬間に「会いたかった…。」と泣き始め、私ももらい泣き。

 陣痛がきたのは結局一週間後の金曜日でした。その日は普通に自転車に乗って息子を幼稚園に送り、私が不在の時に備えて部屋の掃除や整理整頓を念入りにしていました。お昼ご飯を食べ終えようとしていたところ、母からもうすっかり聞き慣れた「まだこないの〜?」の電話。「いや、実はさっき掃除してる時からちょっとお腹痛いんだよね。」と私。その後痛みが引いたのでまた自転車で幼稚園まで息子を迎えに行きましたが、帰りに児童館に行きたいとせがまれ、その後近くの公園で遊ぶというフルコースに付き合うハメに。

 さすがに大きなお腹を抱えたまま動き回る遊びには付き合えないので、遊ぶ息子をベンチから遠巻きに見ていました。実はこの時、「あれ…?これって規則的っていうのかな?」と思うくらいの強めの腹痛があったんです。

 その後だいぶ寒くなってきたので夕飯の食材を買いにスーパーへ。すると息子が珍しくお惣菜売り場の前で立ち止まり、「今日の夜これがいいな。」と天ぷらそばを指さすではありませんか。子供って勘がいいなと、陣痛が強くなる直前に思いました。そう、息子のチョイスは正解でご飯を作れないほどお腹が痛くなってきてしまったのです。時計の針はもう19時半を指していて、20時には子供もウトウトし始めついに寝てしまいました。その日は不遇にも友人に息子を預けられない日。またまた急きょ主人に連絡を取ったはいいもののその日に限って仕事が遅くなりそうなので、実家の母にすっ飛んで来てもらうことになってしまいました。

 母を呼んだのが20時半頃で、来てもらえたのが21時半ごろ。家路を急いで到着した主人とほぼ同時に着いたので母には息子を見てもらうことにして、2人で急いで病院へ。あまりの痛さに耐えきれず、私は病院の夜間入り口の前でへたり込んでしまいました。その夜は満月だったせいか、私の前にも苦しそうにうめいている妊婦さんの声が聞こえてきて、「あぁ、次は私の番なんだ。」と胸は高鳴るばかり。ガウンに着替えているときもどんどん痛みは強まり、1人で着替えるのが全くムリなほど。

 全くの予行練習も心の準備もナシといった感じで助産師さんに導かれるがままにいきんだり力を抜いたりしながらで、分娩台に上がってからぴったり1時間後に可愛い姫が産声をあげました。

後輩ママへのアドバイス

 「急きょ」という言葉を2度も使っている私のようにならないためにも、できる限りいろんな時間帯で陣痛が来た時のパターンを想定しておくことをおすすめします。上の子が幼稚園などに通っている場合は預かり保育の最長時間から迎えに来れる人が到着できそうな時間をマイナスして、連絡できるギリギリのタイミングで園に「○○が迎えに行きますのでよろしくお願いします。」と連絡し最長の時間まで預かってもらう手段もあります。私はめんどくさがってやりませんでしたが、曜日と時間帯に応じた対処法をわかりやすく紙に書いておけばよかったと後悔してますよ。(笑)

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