分かりづらいおしるしから1週間で出産となりました。
37週になった日におしるしと思われる出血がありました。切迫早産気味で、それまでにも出血はありましたが、それは少量の生理のような赤い出血でした。おしるしだと思った出血は、少しゼリーのような感じがする塊のおりものの中に、赤茶色の線が筋のように入っていました。特に体調が変化したり、腹痛がしたりということはありませんでした。おしるしがあってから数日で出産に至る、という情報を目にしていて、いつどうなるのか分からないので遠出を控え、入院グッズの確認や入院中の家族の生活の準備などをして過ごしました。その間、前駆陣痛が起こるものの、本陣痛は1週間来ませんでした。4日過ぎ、5日過ぎ、いい加減、いつ出産になるのか分からない緊張感が緩んできた頃、スーパームーンの夜がありました。上の子が満月で生まれているので、今晩から明日には生まれるかもしれないと思っていると、夜中に前駆陣痛、翌朝本陣痛が来ました。前駆陣痛の時は、痛みがしばらく定期的に来ていてもだんだんと遠のきましたが、陣痛は数時間経っても遠のくことがなく、むしろ痛みの程度が上がっていきました。痛みには波があり、痛みが強くなると立っていられないほどですが、痛みがない時には身の回りの準備や、実家や産院への連絡もできました。感覚が徐々に狭まっていき、陣痛とは別の感覚で「いきみ」たい感じ(下腹部に力を込めたくなる産みたい感じ)になると、もう出産です。37週1日におしるしがあり、本陣痛が38週2日の6時半、10時過ぎに出産だったので、おしるしから少し日にちがあきましたが、だいたい1週間ほどで出産となりました。
おしるしの状態は人によって違いそうです。私は、1人目も2人目も、筋状のちょっとした出血がおりものに混ざった程度だったので、よく見ていないと見逃すようなものでした。妊娠中のおりものは、身体や妊娠の色々なサインを出したりするので、おしるしに限らず、普段からよく見ておいた方がよいと思います。
おしるしに気付ければ、出産までの妊娠最後の時間を楽しみながら過ごすとよいと思います。出産後、すぐにお腹がへこむわけではないですが、赤ちゃんがお腹にいないのを寂しく感じたりもしましたので。