おしるしがあって心の準備ができました

おしるしがあったのは、出産をした日の３日前でした。
私は検診の度にお医者さんから子宮口が硬いのでしっかり運動するようにと言われていて、その日は身体を動かしておこうと、お昼過ぎから雑巾掛けをし、家中を掃除していました。
夕方頃お手洗いに行くと、茶褐色で少量の出血が。
毎日まだかな？まだかな？と、出産を心待ちにしていたので焦ることもなく、きっとこれがおしるしだろうなぁ、そろそろ陣痛がくるのかな！？と、心の準備をするきっかけとなりました。
そのときは血が流れるような感覚はなく、お手洗いに行くまでおしるしに気が付きませんでした。
おしるしがあった翌日の夜から陣痛が始まりましたが、その間、おしるしはありませんでした。
出産経験者から、陣痛は気付かないくらいの痛みから始まる、陣痛が始まってから２時間くらいウォーキングしたよと聞いていましたが、私はスタートからけっこうな痛みがあり、そんな余裕は全くありませんでした。なかなか陣痛の間隔が縮まらず、入院後に陣痛の間隔が広がったこともあり、助産師さんから前駆陣痛だったのかな？と言われたときには陣痛が治ったらまた１からやり直しか…と落胆しましたが、その後陣痛が進み出し、結局１日半痛みと闘いました。
陣痛開始から約半日後に入院、そこからまた半日後に分娩室へ移動、なかなか子宮口が開かず分娩室に入ってから約４時間後に出産となりました。
おしるしがあり、心の準備ができたものの、陣痛の痛みは予想をはるかに超えるものでした。