お腹の張りを自覚したとき
妊娠6ヶ月、安定期に入って間もなく、子宮頸管の長さが短いことから
「切迫早産」と診断され、臨月まで入院した経験があります。
入院するまでは、アルバイトですが仕事もしており、
お腹の張りを自覚することがほとんどありませんでした。
お腹が張るということが、どういうことなのかさえ、よく分かっていませんでした。
なので、切迫早産と診断された時も、
先生に
「お腹張らない?」
と聞かれても、
「お腹が張るというのが、よく分からないんです。たぶん張っていません。」
と答えていました。
子宮頸管の長さが短いということで、安静にしていなければならない
入院生活が始まり、2週間ほどたった、妊娠26週頃。
なんとなく、お腹がツーンと突っ張るような感覚がありました。
お腹を触ると、いつもと違い、硬く感じました。
ネットで調べていたときに、よく、バレーボールみたいな感じと書かれていましたが、
まさにそんな感じ。
特に、シャワーを浴びたあと、トイレに行った後など、
動いたあとに、そうなることが多くありました。
そういう時には、横になってしばらく休むと、治っていました。
お腹が張るという感覚が、その時初めて分かりました。
妊娠中期に入ると、たまにお腹が張ることは出てくると、
看護士さんは教えてくれましたが、
"お腹が張る"ということは、私にとっては心配なことでした。
少しでも動くと、お腹が張るかもしれないと、不安になり、
食事、排泄、シャワー以外は、
ほとんどベッドで横になって過ごしていたことを覚えています。
何もすることがなく、ネットでいろいろ調べては、不安になっていました。
また、お腹が張るように感じた26週から、
張り止めの点滴を24時間していました。
看護士さんにお腹が張ることを申告すると、
先生の指示により点滴の濃度があがっていきました。
その度に、とってもへこんでいましたが、
報告せずに大事に至ると、後悔してしまうと思い、
少しのことでも、看護士さんに相談していました。
あとは、とにかく何もしない!動かない!を心がけて、
不安と戦いながら毎日を過ごしていました。
安静生活、そして、点滴のおかげか、
無事に臨月を迎え元気な女の子を出産しました。
妊娠中期、安定期に入り、身体を動かすことが
増えることがあるかもしれません。
でも、この時期にお腹が張るということは、
切迫早産と診断されていなくても、あまりよくないことなので、
もしも、お腹の張りを自覚したら、
まずは、休んで!無理をしないで!
赤ちゃんを守ってあげてくださいね!