妊娠中期のお腹の張りの体験談

よく聞くお腹の張りって?大丈夫なの?

お腹の赤ちゃんの状態が安定してきた中期以降によく聞く、お腹の張り。
妊娠中にいわれるお腹の張りとは・・・「子宮の収縮」のことです。でも、ガスが溜まったり、便秘の時もお腹が張りますよね。どう区別するのでしょうか?
それはお腹が張った時に、下腹部を触ってみれば、筋肉がピーンと張って固くなっているのが分かります。子宮は筋肉で出来た袋で、その筋肉が収縮しているのですね。
私もお腹の膨らみが服を着ていても分かるようになってきた20週(6ヶ月)頃に入ると頻繁に悩まされました。お腹はそんなに突き出ているわけでもないので、ついつい、結構身軽にあちこち動き回っていました。念願の妊娠なので、心もピンク色です。
ある日いつものように外出していて、信号待ちの時突然、下腹部の皮膚ががキューッと縮まりながら硬くなるような感覚に襲われました。
初めての事だったので、当然頭はパニック状態に陥りました。
その時はただただ、ひたすら痛むお腹をさするしかありませんでした。深呼吸して心を落ち着かせました。そうしていると、しばらくしてお腹の皮膚の張りが緩やかに戻っていく感覚があり、治まりました。
おでこにもあぶら汗が滲んでいました。
その後、すぐさま産科受診した時の先生によると、お腹の張りも「安全な張り」と「危険な張り」があるそうです。「安全な張り」はいわば、一時的なもので数分後には治まる張りの事。
逆に心配なのが、休んでも治まらない、長め・強めの張りです。これは中期ですと切迫早産を引き起こすこともあるので、すぐに受診しなければなりません。
この初めての「お腹の張り」を経験したことで、それからは度々起こるお腹からの信号にどうしても敏感になってしまい、多少疲れてしまいました。でもそれと同時にお腹の張りを引き起こす原因も、
●身体を動かしすぎる
●身体(足首)が冷えている
と起こるという事が分かってきました。
夏間は暑いので、クーラーの効いた空間が多いですね。
買い物で重い荷物を持ったり、家事で動き過ぎたり、暑いからと薄着で素足でいたりすると、お腹が張るんですね。
お腹の張りは身体からの赤信号です。
その時はすぐさま横になったり、座ったり、ホットティーを飲むなどして、ゆったりした気持ちに切り替えるようにするのがいいですよ。
お腹が硬くなるとお腹の中の赤ちゃんも窮屈な状態になるんだそうです。
「ママ、休んでよ」と言われているようでした。これぞ、お腹の赤ちゃんとの会話ですよね。お腹の張りを度々経験した事で、しっかりと出産まで赤ちゃんと会話が出来たように思います。
私の場合は、「安静」にすることで、お腹の張りを解決することができましたが、そのお腹の張りがどうしても苦しい、辛い場合は、「子宮の張り止めの内服」の処置もあります。
妊娠、これは誰もが始めての経験なのですから、分からないことがあって当然だと思います。
少しでもいつもとは違う異常を感じたら、その場しのぎのような自己判断は絶対にやめましょう。
すぐさま受診して、不安や心配はその場で尋ねて解消しましょう。
それがママにとっても赤ちゃんにとっても一番安心ですよ。

後輩ママへのアドバイス

少しでもお腹に異常を感じたら怯えちゃいますよね。でもそれはきちんと知識を知っておけば怖くないです。不安や疑問はすぐにお医者さまに尋ねましょう。

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