１人目の時よりも張りが強い！

妊娠25週。
パートで勤めていた職場をもうすぐ辞めることになった。
私の仕事は、事務職員のアシスタントスタッフ。デスクワークもあるが、歩き回る仕事の方が意外と多い。その中でも、コピー用紙の補充や、会議室のセッティング、台車を駆使して荷物の配送など、重いものを扱った仕事の方が多かった。
そんな環境の中で仕事をしていたので、お腹が張ることが多くなっていった。
歩くだけで、少し張ることもあった。
張って硬くなる。
そんな状態で仕事をしていたのだ。
でも、もう少しで退職だ。
退職したら、家のことをやろう。
そう考えていたのだが、、、

退職してから、年末に向けて窓掃除をしていた。
お腹の張りはあったが、全然動ける身体だった。

妊娠29週。
11月の下旬、なんだかお腹が張るなぁ。
仰向けで寝ているとお腹がカチカチに張って痛いなぁ。と思うようになった。
少し休めば大丈夫。
そんな感じで思っていたのだが、ある時、、
痛いなぁと思って、トイレに行ったら、少し出血をしていたのだ。
慌てて病院へ行き、診察をしてもらうと、子宮頸管が少し短いので、安静にしていて下さい。
との事だった。

その日から、張り止め薬（ウテメリン）を飲んで自宅安静の日々が始まった。
自宅安静も楽じゃなかった。むしろ辛かった。元気なのに動いちゃいけないのは拷問に近かった。
そして、悶々と自分を責める毎日が続いた。
―もしや、張りが強くて、だんだん赤ちゃんが下がってきた？？だから、短くなった？？―

張らないように寝ているしかなかった。
張ってカチカチなったら、赤ちゃんが下がってきてしまう。
そうならないように寝ているしか自分には出来なかった。
お腹の子を守れるのは私だけだから。
そんな言葉を言い聞かせながら。

それから寝ている日々が続き、安静にしていたのだが、ある時、違和感があり病院へ行くと、今度は入院になってしっまたのだ。
その時は本当に落ち込んだ。

しかし、今更ながら感じることは、あの時入院して、絶対安静をしていなければ、今はないなぁと、改めて思った。