妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

妊娠初期からの自己管理力

妊娠検査のために産婦人科を受診し、初めて血圧を測ったら上が140でした。初めての産婦人科で緊張していたので高くなってしまいました。しかし、もともと母親も高血圧だったので、出産まで妊娠高血圧症にならないように注意していきましょうとのことで、その日から毎日、自宅で血圧を測ることになりました。中期までは目立った血圧の上昇もなく、尿検査でもたんぱくもありませんでした。けれど妊娠後期に入り、めまいや頭痛、それに目がチカチカとすることが増えてきたのです。それに伴い自宅での血圧も上昇。それから間もなくのある日のこと、日中に出かけて少し疲れていた夜に、急にひどいめまいと動悸に襲われました。救急で病院に行き、妊娠高血圧症候群と診断されました。次の日には管理入院することに。これ以上症状がひどくなれば帝王切開とのこと。幸いなことに血圧は安定して、一週間ほどで退院できましたが、生まれるまでは自宅安静の生活に。それから10日程で陣痛が始まり、高血圧症のため促進剤を投与してのお産になりました。分娩中は15分おきに血圧を測り、上昇しすぎたら帝王切開に切り替えることに。ですが、不思議と分娩中は血圧も安定していたのでスムーズに出産することが出来ました。

後輩ママへのアドバイス

無理のない程度の運動と、減塩食の生活を心がければ急な血圧上昇は抑えられるはずです。ノンストレスな生活にしましょう。

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