妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

今大丈夫でも妊娠したら要チェック!高血圧

1人目の出産のとき、破水して受診したら血圧が高く(上が150)、大きな病院での出産となりました。でも分娩自体は安産で、自然分娩することができました。


2人目の出産のときも高血圧になるかと不安でしたが、ならずに済みました。


 ところが、3人目の出産では臨月に入った途端、下が90を越えるようになってしまい、赤ちゃんの心音に不安要素も見られたことから、入院して陣痛を待つことに。

入院して服薬しても血圧がさがらず、血小板の減少も見られたことから、陣痛を待たずに帝王切開になりました。


 ハラハラしましたが、3人とも何の異常もなく(ただ、1人目と3人目は高血圧の影響で体重の増えが悪く、小さめでしたが)元気に育っています。トラブルを抱えながらの出産を支えて下さった先生方、助産師さん、看護師さんに感謝の気持ちでいっぱいです。


 妊娠高血圧症候群というのは、それまで高血圧でなくてもかかり得るし、

出産してしまうと正常値に戻るそうです。


 私も1人目のときは、出産した途端に血圧が下がりました。でも、またなったらどうしようと考えて上がってしまったり、寝不足から高めの血圧が続いたりすることが産後もありました。

 3人目のときはもっと予後が思わしくなく、服薬しても退院ぎりぎりまで140/90くらいで、なんとか正常値まで下がり、退院後は服薬が終わっても正常値のままでしたが、産後の健診でその病院を受診すると緊張して上がってしまいました。

 それでも「自宅ではこの数値です」と提出すると、じゃあ大丈夫ですとのことでした。

 

 今でもときどき自宅で血圧をはかって、気をつけるようにしています。

後輩ママへのアドバイス

 1人目のときは、思いおこせば目の前に星が点滅して時間外に受診したことがありました。病院につく頃には点滅もおさまっていて、血圧や超音波や胎児心拍に異常がなく、しばらく自宅安静ということで入院にならずに済み、その後の定期検診でも順調で、安静も解除されたんのですが、あのとき自宅に血圧計があって、はかっていたらかなり高かったはずです。

 妊娠後期になると赤ちゃんの体重の増えも悪く、今にして思えば妊娠高血圧症の結果だったわけですが、病院での血圧測定では正常だったため、見過ごされてしまいました。


 このことから、妊娠したら若くても血圧計を買って、自宅での血圧をはかっておくことが大切だと思い知りました。


 そして、2人目の出産のときは大丈夫だったことを考えると、体重管理が本当に大事!

 もちろん、ある程度までは増えなければならず、妊娠中のダイエットも危険ですが、増えすぎも危険。私の場合は、○kg以上になると血圧があがるというボーダーラインがあるように感じています。"

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