妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

高血圧を甘くみない〜自然分娩の負担増〜

妊娠6ヶ月頃から定期検診の際、蛋白尿とむくみの項目に引っ掛かるようになり、8ヶ月検診の時に血圧が150を超えたので、明日から入院してもらいます、と主治医に言われました。

入院中は、利き手ではない方に24時間点滴をされ、トイレ以外は絶対安静でした。1日分の尿量を見るため、自分専用の容器に尿を溜めていました。赤ちゃんの成長のためには、できるだけ胎内にいる方が良いということで、38週まで入院しました。

高血圧もあり、自然分娩のリスク(いきんだ時に、母親の脳の血管にダメージを負う)を避けるため、帝王切開の予定になりました。しかし、手術前夜から陣痛が始まってしまい、陣痛を抑える点滴で様子を見たのですが、一向に収まる気配がなく、主治医からは「仕方がないので自然分娩で行きましょう」と言われました。呼吸法を一度も練習して無かったのですが、2名の看護士さんに左右に立っていただき対応してもらい、必死で呼吸を合わせました。右腕に点滴、左腕に血圧計を付けました。血圧が150を超えた時、いきむ事をやめて、舌の裏に液体の薬を落とし、120まで下がってから、再びいきみ始めました。

それを何度も繰り返し、7時間半後に出産しました。赤ちゃんは3000グラムを超えていたのですが、念のために1日間、保育器に入りました。私は出産の際、多量出血(833ml)だったため、産後毎日造血剤を注射されました。貧血がひどく授乳室に1人で歩いて行けたのは、3日後でした。産後8日目に、母子共に退院しました。

後輩ママへのアドバイス

濃い味付けの食事が大好きだったので、塩分の撮り過ぎが原因で、高血圧になった事。妊娠中は、腎臓に大きな負担が掛かるので、尿に蛋白がおりた事。上記の2つが要因で、足に浮腫(むくみ)が起きた事。

今では全てにおいて、納得しています。減塩を心掛けて、大切なマタニティライフを送ってください。

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