妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

まさか本当になるなんて

母親学級などで、知った妊娠高血圧症候群。まさか、本当に私がなるなんて思ってもいませんでした。

1人目で、妊娠中なんだからお腹もすくし、2人分食べなきゃ!とか、少しくらい体重増加しても仕方がない、少しくらい塩分多めに摂っても大丈夫でしょ。とか、どこか楽観的に考えていた部分もありました。

元々味付けが濃い料理や、ジャンクフードが好きで、妊娠してからはなぜか余計に食べたくなってしまい、カップ麺なども頻繁に食べていました。体重は出産までに16キロ増えました。

異変を感じたのは妊娠38週の頃、足はパンパンにむくんで象の足のようになり、押しても元に戻らない。目がチカチカしてフラフラする。一番焦ったのは、胎動がしばらく感じられなかった事です。

検診外の日でしたが急いで駆け込んで診てもらったら、血圧はなんと150オーバー。赤ちゃんは元気でしたが、即入院になりました。次の日の内診で、赤ちゃんは全く下がっておらず子宮口もしっかり閉じたまま、回旋異常な上骨盤も狭く、血圧も高いままで、その日のうちに帝王切開で赤ちゃんを出産しました。

私の場合、赤ちゃんを取り出しても血圧が下がらず200近くまで上がってしまい、意識が朦朧として倒れてしまい、MRIもされました。これはあまり記憶がないです。1週間寝たきりになりましたが、赤ちゃんも無事に産まれてなんとか退院できよかったです。

後輩ママへのアドバイス

妊娠高血圧症候群は必ずしも母親のせいだけではないけど、体重増加や塩分の摂り過ぎも原因にもなります。なってしまったものは仕方ないし、赤ちゃんを無事に産む事だけを考えて頑張って下さいね。

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