妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

まさか自分が妊娠高血圧症候群

妊婦検診中の血圧測定で血圧が高めだと指摘されていました。
何度か計り直してもらうと正常値になるので、
何も問題ないと思っていたのですが、
34週の頃に自宅で朝晩血圧を測ってくるようにと言われ、
検診時にそのグラフをみてもらうようにしていました。

尿タンパクは出ておらず、体型は痩せ型で、体重は妊娠前から最終プラス7㎏、
頭痛やめまいという自覚症状も全くありませんでしたので、
まさか自分が妊娠高血圧症候群と診断されるとは思いもよりませんでした。


妊娠高血圧症候群とはっきり言われたのは、分娩2日前の38週0日のことです。
ですから、入院も治療も何もしていませんでした。
32週の頃から切迫早産気味であるから自宅安静にしておくように指示があり、
実家に帰りひたすら横になる生活をしていて、先生にも伝えてあったので、
その必要がないと判断されたのかもしれません。


38週0日の深夜に急に気分が悪くなり、産院に電話しタクシーですぐに向かいました。
陣痛がきていて、血圧も高いのでそのまま入院となりました。
妊娠高血圧症候群なので、このまま妊娠を継続するのは母子ともに危険だから
陣痛が遠のいてしまったら誘発分娩に切り替えましょうという説明の中で、
初めて自分が妊娠高血圧症候群なのだと知りました。

38週2日目に陣痛促進剤を使用して2時間半の超安産で2400gの赤ちゃんを無事出産しました。
少し小さ目の赤ちゃんなのは、予定日よりも2週間早いからなのか、
妊娠高血圧症候群の赤ちゃんへの影響なのか先生に尋ねませんでしたが、
どこも問題なく元気に産まれてきてくれて、順調に大きくなりました。

産後は血圧も正常に戻ると思っていたのですが、入院中は高いままで、
頻繁に血圧をチェックされました。
血圧が落ち着き、もう自宅で朝晩の測定はしなくて良いと言われたのは、
産後1か月経った頃です。

後輩ママへのアドバイス

血圧が高めの方は、些細な体調の変化を見落とさず、
何か変わったことがあれば、すぐに先生に相談してほしいと思います。

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