妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

順調だったのに…妊娠後期に高血圧症

妊娠39週6日、出産予定日前日の妊婦健診の時です。

血圧が急に150を超え、何度か計り直してみても同じでした。

そこで初めて、妊娠高血圧症と診断がおりました。


すぐに入院してくださいと言われ、入院しました。

私は高血圧症と診断された時は、特にこれといった症状はありませんでした。

ただ、高血圧症になると、お腹が張っただけで血圧があがることがあります。

つまり、陣痛が来た時にもっと危険な状態になる可能性があるため、

出産予定日前日でいつ陣痛が来てもおかしくない状況だった私は入院、となったのでした。


入院中、血圧が高くなると目がチカチカ(小さなむ虫が目の前をたくさん飛んでいるような感じ)することが増えるようになりました。

看護師さんから、スマートフォンやテレビ画面を必要以上に見ないように言われ、とにかく目が疲れるようなことは避けるように、と言われました。

身体は元気だったのですがやることもなく、ベッドで安静にする日々が続きました。


入院して3日後、陣痛促進剤を使用してみるか確認がありました。

その時すでに子どもの体重が約3200g?と言われていたので、

促進剤を使えば出てきてくれるのでは…と思い、使用することにしました。

ですが、2日間使用しましたが陣痛にはならず、血圧も一旦下がったため、1度退院して様子を見ることになりました。


退院して2日後、妊婦健診で受診し、また高血圧で入院しました。

その日の夜中に破水し、翌日の朝早く、踏ん張りすぎて危険な状態にならないようにと、吸引分娩で出産しました。


産後すぐに、不思議なほど血圧は普段通りの数値になり、目がチカチカすることもなくなりました。

後輩ママへのアドバイス

妊娠中は、いつどんなことが起こるかわからないため、不安に感じていらっしゃる方が多くいると思います。

私のようにずっと順調ですね、と言われてたのにもかかわらず、最後の最後で高血圧→入院となることもあるのです。


しかし、そうしたことをお腹の中の子と一緒に乗り越えて、新しく生まれてくる子に会えることを楽しみにしながら、ぜひマタニティライフを満喫してほしいと思います。

今は辛くても、子どもと会えたら、びっくりするくらいその辛さを忘れてしまいます。

生まれてきたら、毎日が驚きと喜びで、大変ですが楽しい毎日が待ってますよ!

参考になったらここをクリック(ログイン不要)
ありがとう!2 ありがとう
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /
次の体験談へ
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /