妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

妊娠高血圧症の症状

妊娠高血圧症だと診断されたのは36週頃でした。
妊娠初期は血圧は正常で、特になにも異常はありませんでした。診断されるきっかけが、体重増加が酷かったからです。
その頃、飲んだ水分の量に比べ明らかにトイレの回数が少ないような気がしていました。そして、手足のむくみが酷く、朝起きた時は顔までむくんで目が開きにくいくらいでした。夜寝ている時も、首が苦しくなって目が覚めたりしていました。(後に舌根沈下だと言われました)
些細なことだと思い、検診で言いづらかったのですが、待合室で私の顔を見た助産師さんが異常にむくんだ顔に気づき、症状を話すと検査する事になりました。
その週の検診ではそこまで血圧も高く無かったので経過観察になりましたが、次の36週の検診では、血圧がとても高く、しばらく安静にしてから測っても高くなっていました。そこで妊娠高血圧症の診断をされました。
治療は管理入院をして、減塩食を食べベッドで安静。テレビも禁止でカーテンも閉めたままでひたすら休んでいました。そして水分をたくさん飲み、尿の量をチェックすることでした。その状態で出産までの4日間で、体重が4キロ近く増え症状が悪化し帝王切開での出産になりました。幸いな事にお腹の赤ちゃんは、ずっと元気で何も影響がありませんでした。
この病気で大変だったのは、産後1年くらいは頭痛がしたり血圧が高い日が度々ありました。しんどくても助けてもらえない環境だったのと、母乳育児だったので薬もなかなか飲めず、本当にしんどかったです。産後2年たった今ではそのような症状はなくなりました。

後輩ママへのアドバイス

妊娠初期に強い胃の痛みを感じたり、キラキラ光るものが見えていたりしていたのですが、病院で言いづらくて言いませんでした。後からわかったのが、それがこの病気の前兆だったそうです。なので、妊娠中ほんの些細な事でも病院で相談してください。私の場合、赤ちゃんには影響がなかったので良かったのですが、もし赤ちゃんに何かあったら取り返しがつかなくなります。なので、話しづらくても少し心配性なくらいで良いので、小さい事でも気づいたことは相談してください。

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