妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

妊娠高血圧症候群から緊急帝王切開での出産

私が妊娠高血圧症候群と診断されたのは出産する1時間半前の事でした。

後期に入り、元々血圧が110/70台でしたが徐々に上がりはじめました。臨月に入ってからは130/80台の数値が続き病院からは「妊娠高血圧症候群が心配ですが、今のところは大丈夫ですが、十分に気をつけて下さい」と軽く注意をされました。その為かなり気をつけていたのですが、出産予定日3日前、朝から頭痛で目が覚めました。少し様子を見ましたが治まることがなく病院へ向かいました。

病院に着いて血圧を計り、心拍の確認、モニターを取り付け赤ちゃんの様子を見てもらいましたが今のところ問題ない様でした。そして担当医の診察を受け判断されたのは、妊娠高血圧症候群の疑いがあるので自然に陣痛が来るのを待つよりもリスクを減らしお産に向けて準備をしていきましょうとの事。そのまま入院し翌日1日目促進剤からバルーンと早々に始まりました。その日の夜バルーンが取れましたが子宮口も開かず、陣痛は起こりませんでした。入院2日目、出産予定日前日も陣痛が起こる事はなく翌日に再度促進剤を行うことに決まりましたが、そこから事態が急変します。赤ちゃんへの酸素供給量が低下しはじめたのです。そこから酸素吸入をしながら様子を見ていたのですが中々改善されませんでした。そして暫くしてから担当医が来て、「タンパクも出てるし、赤ちゃん苦しそうだから出しちゃおう」この時、妊娠高血圧症候群と診断されました。そして診断から1時間半後、緊急帝王切開にて出産、無事元気な赤ちゃんが産まれました。

私の場合、頭痛という症状が現れ入院することになりましたが、入院しなかったらと思うと今でも怖くて堪りません。

後輩ママへのアドバイス

妊娠高血圧症候群にならないに越したことはありません。でもなってしまっても自分を責めないで下さい。どんな形でも赤ちゃんは無事に産まれます。前向きにその時の最善策を見つけて下さい。

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