妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

私が経験した妊娠高血圧症候群の症状と兆候

私は妊娠35週2日で妊娠高血圧症候群と診断され、症状が重度だったため、その日に緊急帝王切開で長男を出産しました。長男は2,200gと小さかったものの健康でNICUを3週間で退院しました。私も大事には至らず、11日入院したあと経過観察のため4ヶ月ほど通院し、次第に元の調子へと戻っていきました。妊娠高血圧症候群と診断されたのは妊娠35週のときでしたが、妊娠中に様々な症状と兆候がみられました。
私の場合は、妊娠9週の頃から血圧が高めで、自動の血圧計で測定すると上の血圧が150くらいあり、看護師に毎回といっていいほど水銀の血圧計で再検してもらっていました。再検してもらったもので妊娠9〜34週の血圧は118〜136/59〜90でした。妊娠35週2日のときは上の血圧が150を超えていて、手術前には緊張もあったとは思いますが、180を超えていたと後で付き添っていた主人から聞き知りました。
体重の増加も初期の頃からみられました。妊娠27週の妊婦健診のときに23週の体重に比べ2.7㎏の増加があり、血圧も高めということもあったとは思いますが体重管理を指導されました。ウォーキングとマタニティヨガで減量でき、管理入院は免れました。それからも体重管理をし、妊娠9〜34週を通して、8.1㎏の体重増加でなんとか抑えられました。
妊娠9ヶ月に入った頃から、膝から下の浮腫みも現れ始めました。通常の妊婦の浮腫みは夜になるとひくそうですが、私の場合は夜でもひかず日に日にひどくなっていきました。35週の頃には、足の甲がパンパンに浮腫みクロックスサンダルしか履けないほどでした。
妊娠34週の頃からそれらに加え、尿タンパクも現れ始めました。
妊娠9ヶ月に入った頃から、言葉ではうまく表せませんが、いつもの自分の体ではないように感じ、体が鉛のように重たくとても辛かったです。里帰り出産の予定でしたので、早めに里帰りをして、静養していました。結果的には35週2日と早い出産となってしまいましたが、辛い妊娠生活を早めに終えることができ、また長男も私も何事もなく出産を終えることができ、本当によかったなと思います。

後輩ママへのアドバイス

自分の経験から、医師方が個々の状態を診て、母子が安全に妊娠出産を終えられるように導いて下さるように感じました。不安なことがあれば、医師や助産師を頼り、相談するとよいのではないかと思います。

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