妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

出産目前で、妊娠高血圧症候群に。

妊娠高血圧症候群と診断されたのは出産予定日の二週間ほど前でした。妊娠初期からなぜか、病院の機械で血圧を計ると高めに出てしまい、ほぼ毎回看護師さんに実測してもらってましたが、その時は毎回正常で問題なしでした。順調に臨月を迎えた辺りから、尿検査で淡白や浮腫が+になったり、体にも浮腫が出始め、手が握れなくなったりしました。様子を見るように言われましたが、さらに目の前に数えきれないキラキラした星が飛んでるような感じがあり主治医に伝えた所、妊娠高血圧症候群と診断されました。先生からは「赤ちゃんもお母さんも負担がかかるので、臨月にも入ってるので、週明けには入院して、誘発分娩で赤ちゃんを早く出してあげましょう!」と言われました。その時、何も知識がなくて誘発分娩で薬を使う話などされましたが頭が真っ白になりました。「薬を使うなんて赤ちゃん大丈夫なん?お菓子とか普通に食べ過ぎて運動も殆どしてなくて18?も太ったから?」って自分を攻めました。入院生活が始まって初めにバルーンという風船のような物で子宮口を柔らかくする処置をして1日目を終えました。2日目から誘発の点滴を開始しましたが、全く変化なくて、3日目もさらに強い誘発剤を使いましたが生理痛ぐらいで終わりました。2回もしたのに産まれず全く赤ちゃんも降りてきてなくて薬の量に対する不安や、すぐ会えると思ってた赤ちゃんに会えず情緒不安定になり病室で泣いて過ごしてました。看護士さんが気づいてくれて担当医に伝わり、妊娠高血圧症候群の症状は落ち着いていたので、一旦退院させてもらいました。その後一週間程して、外出先で破水してしまい再度入院しましたが、1日半経っても陣痛が起こらなかったので誘発分娩になりました。3度目の誘発は、破水してたのもあるのか、すぐ効きはじめましたが、突然強い陣痛が来たのでパニックになってしまい血圧も高くなっていました。さらに数時間後、頭も痛くなりだし、状況も理解できなくなって意味の分からない言動もあり、血圧も高いままで、危険と判断されて誘発を中断しCTを撮りに行くと言われ念のため内診したところ、全開していたのでそのまま分娩台にあがり、なんとか無事出産になりました。

後輩ママへのアドバイス

私が聞いたのは、妊娠高血圧症候群は、原因は分からないという事でした。でも、塩分控えたり、あまり体重を増やさない方がやっぱり良いみたいですね。陣痛中の血圧に関しては、強い陣痛が突然来て、恐怖による不安から興奮して高くなったんじゃないかと言われました。


妊娠高血圧症候群に関わらず妊娠中は、食生活や運動をして規則正しい生活を心がけて下さい!陣痛、出産中も、恐怖に思わず赤ちゃんが頑張っている!と応援してあげてリラックスする事が大切だと思いました!!!

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