妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

何事もなく平和な妊娠生活に突然。

二人目を妊娠中、つわりもほとんど無く毎日仕事をしつつ忙しいながらも順調な妊娠生活を過ごしていました。

仕事も産休に入り、巣作り本能全開で家中片付けしている時突然、動悸が。

今までに経験したことのない動悸。

息苦しい感じと激しい動悸ですぐにベッドへ行き、すぐにSOSできるように携帯を片手に安静を取っていると30分くらいで収まりました。

次の日が37週の検診だったこともあり、そのまま様子をみようと一晩過ごしました。

翌日、朝一で検診の予約をしていたため病院へ行き血圧を測ると上が140オーバー。

エコーで胎児の状態を助産師さんに見てもらうと、羊水が少ないとの事。

その後先生に、「今すぐ入院だわー。誘発出産して今日中に産んじゃうよー!」

巣作り本能全開だったのを途中でやめていた事を思い出し、一度家に帰らせて貰えないか打診するも「ダメ!血圧跳ね上がる可能性もあるから無理!」と、あっさり却下されました。そこで初めて原因はなんなのかと聞くと「妊娠性高血圧症だよ!」とのお返事。

自宅の中途半端な状態も気になりながら、実母へ連絡し、入院に必要なものを持ってきてもらい上の子の迎えをお願い。

仕事中で立会い出産希望の主人にはメールで「今から産むらしい。これる?」と連絡。

自分はなすがままで、陣痛もこれからのためのほほんと、病院で用意してくれた昼食をいただきベッドで横に。

主人も仕事を早退し来院。薬を使い、陣痛を起こしてその日のうちに出産しましたが、産まれた時に泣かず人口呼吸の処置をしたため新生児仮死からの蘇生。となりました。

動悸が激しく感じた時点で病院に電話しておけば、まだ違ったのかな?と、思いますがその時産まれた子は誰よりも良く御飯を食べる元気な子に育っているので良しとしています。

後輩ママへのアドバイス

何か、少しでもいつもと違うと感じたらすぐに病院に電話してみて下さい。

電話で症状を伝えるだけで、緊急かどうか判断してくれます。

私はそれまで何の予兆も無かったので、皆さんも気をつけて下さい。

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