妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

第3子妊娠中に妊娠高血圧症候群に・・・

妊娠初期〜中期にはつわりはあったもののパートの仕事も続け、職場の人からも「本当に元気な妊婦だね〜」などと言われながら、特に何の問題もなく順調に過ごしていました。もちろん血圧も正常でした。

ですが27週の健診で「赤ちゃんが小さめ」だと初めて言われ、29週の健診でもやはり「小さい」とのことでクリニックから大学病院に転院することに。29週で1000g前後だろうと言われました。

30週になった日に初めて大学病院を受診したのですが、その時に血圧を計ると上が140。なんか高いなぁと計れば計るほど上がっていき、一時的に上が160までいってしまいました。その日のうちに子宮内胎児発育遅延と妊娠高血圧症候群で入院になりました。確かにその日は朝から頭痛がしていましたし、最近目がチカチカするなと思っていましたが、それは高血圧からくるものだったようです。胎盤の血流が良くなくて、赤ちゃんに一生懸命血を送ろうとしているから高血圧になってしまったのではないかということでした。

入院中はトイレ以外はほとんど寝て過ごしました。上に子どもが2人いたので自分の両親や旦那の両親も手伝いに来てくれていて、迷惑もかかっているし早く家に帰りたいと思っていました。早産になったときのために赤ちゃんの肺の機能強化を促す筋肉注射もしましたが、それでも、しばらくゆっくり過ごせば血圧も落ち着くんじゃないか、そして退院できるんじゃないかと簡単に考えていたところはありました。しかし血圧が高めなのは続き、薬を飲むと今度は下がりすぎるという状態を何回か繰り返しました。血圧が下がりすぎると赤ちゃんへの血流が悪くなってしまうから良くないと聞きました。

30週の終わり頃のエコーの検査とモニターチェックの結果、赤ちゃんはお腹の中で大きくなっていないし、元気のない兆候が見られるときもあるとのことで、赤ちゃんが元気なうちに出しましょうと31週で帝王切開になりました。

生まれた赤ちゃんは約1050gでしたが、可愛い泣き声を聞かせてくれて安心したことをよく覚えています。ただ同時に、これからが本当に大変だなとも思いました。

そのときの赤ちゃんはNICUに3か月ほど入院しましたが、すくすくと元気に成長しています。

高血圧気味だった血圧は出産後は少しづつ落ち着きましたが、食事にはずっと気をつけています。

後輩ママへのアドバイス

自分の今までの行動を責めている方もいるかもしれませんが、私はお医者さんに「ママが働き過ぎたとか、そういうことではない」と言われました。ゆっくり身体を休められるときがきたんだ〜と思って、赤ちゃんがお腹にいる時間をかみしめてほしいです。

妊娠中だけでなく血圧というのはずっとついてまわるものだから気をつけよう、と勉強になりました。

参考になったらここをクリック(ログイン不要)
ありがとう!5 ありがとう
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /
次の体験談へ
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /