臨月でも油断禁物！妊娠高血圧症候群

「妊娠高血圧症候群ですね」

検診でそう告げられたのは出産予定日の2週間前で、後は出産を待つだけだと完全に油断しきっていた時でした。

元々肥満体型だったものの妊娠中の体重増加は＋9キロ、これまで妊娠期間中に大したトラブルも無く順調な妊婦生活を過ごしていました。

当時私の中では、臨月を過ぎたらもう何も心配する事は無いという変な余裕があり、検診の前日に某倉庫型ショッピングセンターでマフィンを購入しその日に2個、翌日の朝に1個食べ、どう考えてもカロリーを摂りすぎている状態で検診を受けたので、当然の結果です。

次の検診（1週間後）でも高血圧の症状が出れば入院措置と言われ、その日から1週間は毎日食事制限と自宅での絶対安静の日々で、せっかく買ったマフィンを食べれずに悔しい思いをしていました。

食事制限と単に言っても様々ですが私がしていたのは、白米をマンナンライフに変更、市販のダイエット向けの食品（『これで100kcl』等の表示があるレトルト）、肉は鶏のささ身を使う、味噌や醤油を減塩の物を使う、後は何となく青汁を飲んだり野菜スムージーを飲んだりですが、食べる事が大好きな私にとっては苦しい1週間でした。

幸い、1週間後の検診では血圧も120台まで下がり入院は免れ、その翌日に無事出産する事が出来ましたが、臨月まで順調だとしても油断はしてはいけないと身を持っての体験でした。