妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

妊娠高血圧症候群〜緊急帝王切開

わたしは34週で里帰りしました。

次の週の検診で「ちょっと血圧高いかなー」と言われただけで順調と帰されました。


それから2回検診があったものの、「ちょっと血圧高いねー」と言われただけだったのですが、37週6日の検診でいつもとは違う先生で「ずっと血圧高すぎ。浮腫も出てるし、尿タンパクも出てるの知ってるよね?」と怒られました。


それまで順調としか言われてなかったわたしはプチパニックです。

「2日間血圧下げる薬飲んで。下がらなかったら入院ね。家で朝晩血圧測って160超えたらすぐ電話して」と…


次の日は1日なるべく安静に過ごしましたが夜になって血圧が190を超えたため、病院に電話。

「入院だねー。準備してすぐきて」と言われて病院へ。


血圧を測ったり胎児の心拍を見たりしていると。「ちょっと危ないからやっぱり今から切るね!」と、何がなんだか分からないまま30分もしないうちに手術台に。。

5分後には生まれていました。


自覚症状は全くなかったのですが、先生達がとても焦ってるのを見て「あ。やばいんだな」って思いました。


子供は未熟児で2348gでした。

呼吸障害があったため、1日保育器でしたが今では元気にすくすく成長しています。

後輩ママへのアドバイス

わたしは自覚症状もなく至って順調と言われていたので33週まで元々の仕事をして、実家に帰ってからも生まれる前日まで平日はほぼ毎日朝から夕方まで内職をしていました。


今思えばもっとゆったりした時間を過ごせば良かったなと思います。


ママ向けの情報交換アプリなどを見ると、「退職してずっと家とか暇だよー」という書き込みを見ますが、何が起きるか分からないのが妊娠です。

わたしの友人は妊娠高血圧症候群で深夜に痙攣を起こして吐血、意識を失ったまま緊急帝王切開で3日間意識が戻りませんでした。

旦那さんは「奥さんと胎児、どちらを優先しますか」と言われたそうです。


何も気にせずゆったりとした時間を過ごせるのは今だけです。

生まれたら怒濤の日々が始まります。

出産は一時通過点でしかありませんが、それでも何事もなく無事に生まれる子ばかりではないこと、気にし過ぎはよくないので頭の片隅にでもおいて頂けたらと思います。

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