妊娠高血圧症候群と診断されたその日に出産

私は妊娠中、１人目も２人目も初期から中期過ぎまで絨毛膜下血腫で出血が続いた為、切迫早産防止の注射と張り止めを服用し、自宅安静と言われていたので血腫がなくなるまで極力安静に過ごしていました。１人目は後期に蛋白尿がたまに出たものの、赤ちゃんが少し小さめなくらいで妊娠経過には異常なく、吸引分娩にて2490gの女の子を出産しました。
２人目も血腫が無くなった後は体重増加に気をつけながら普通に生活していたのですが、後期に入るとやっぱり蛋白尿が出始めたのですが、他には異常がなかったので何も指導はされませんでした。
出産予定日間際に風邪を引き少しだらけた生活をしていました。この頃の私は、無性にチョコレートが食べたくて毎日一箱、多い時は二箱食べていました。それでもどこかで調整していたので体重はそこまで増えていなかったものの、くるぶしがなくなる程の浮腫が出ていて多少のだるさはあっても臨月だからと特に気にせず年末年始で一週間遅れて37週の検診に行くと、体重測定、尿検査、血液検査、子宮頸管のチェックをし、お腹の張りの間隔をはかり終わると院長先生に呼ばれ、「妊娠中毒症になっているので今日赤ちゃん産みましょう」と言われ、いきなりの事に理解できず混乱していると看護婦さんが妊娠高血圧症候群ついて説明してくれました。「母体に負担がかかるとお腹の赤ちゃんも危ないので37週の今日、帝王切開で産みましょう」とそのまま入院になり、出産の準備をしてその日に帝王切開で2620g女の子を出産しました。
普通に経膣分娩出来ると思っていたので、急に帝王切開と聞いた時はとても不安でしたが無事に出産出来たので本当に良かったです。
助産師さんによると、私のように体重増加や血圧、妊娠経過に異常が無くても稀に妊娠高血圧症候群になってしまう妊婦さんも居るようです。