妊娠高血圧症候群(PIH)の体験談

妊娠高血圧症候群にかかりながらの出産

症状が出始めたのは妊娠34週の頃です。

34週の定期健診の時に上の血圧が130を超え、尿検査でも尿タンパクが2+、むくみが1+でした。この頃からトイレに行く回数が増えたりして睡眠不足気味だったこともあり、次の検診まで様子をみようということになりこの日は家に帰りました。

しかし、35週に入った頃に朝目が覚めたらお腹の張りがおさまらず固くなり、だんだんお腹も痛くなってきたため病院に駆け込みました。

エコーやお腹の張りの検査、血圧測定などをした結果、妊娠高血圧症候群と切迫早産と診断されました。

その日のうちに入院が決まり、張り止めの点滴をしてトイレと食事以外動いてはいけなかったし、お風呂にも入れなくて辛かったです。

血圧を下げる薬も飲みましたが効かず、どんどんむくみもひどくなりぞうさんの足のようになり、皮膚が伸びる限界まできてからは少しずつさけはじめ痛かったです。


エコーで胎児の推定体重が2500gを超えていたので、36週に入ってから張り止めの点滴の量を減らしていき、いつ出産になってもいいように準備を始めました。

そして36週4日の夜中に破水に気付き看護師さんを呼んで破水したかどうかの確認を行い、感染予防の為に点滴を打ち、陣痛がくるのを待ちました。破水から3時間後微弱陣痛が始まりましたが、なかなか子宮口が開かず先生に2回開く手助けをしてもらいましたがそれでも開かず、陣痛促進剤を使って陣痛を強めて開かせようとしましたがそれでもなかなか開かず帝王切開に切り替えるギリギリの所でやっと子宮口が前回になり、そこからは10〜15分のスピード出産でした。

出産する時に陣痛が来ると血圧が200オーバーだったため、警報ランプがずっと鳴りっぱなしでした。(私は産むのに必死でうるさいなくらい思ってましたが、旦那は焦ってたみたいです。)

トータルで出産にかかった時間は30時間半でその間ずっと血圧が150〜170(最高200オーバー)だったので目に少し異常が出てモヤモヤとしたものが見えたりするのが1週間くらい続きました。

赤ちゃんは30時間以上も一緒に頑張ってくれてぐったりしてるかと思いましたが元気に泣いてくれたので安心しました。

妊娠高血圧症候群の症状は、出産してからもすぐには治らず自宅ではなるべく安静にしていたら2週間くらいで落ち着きました。

後輩ママへのアドバイス

少しでも血圧がいつもより高かったり尿タンパクが+になったら妊娠高血圧症候群かもしれないと思ってください。

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