本陣痛と迷うほどの前駆陣痛に落ち込む日々
前駆陣痛、初めての妊娠だった私には聞きなれない言葉だったのですが、臨月に入った妊娠36週の頃から出産まで数回にわたり体験しました。
初めて前駆陣痛を感じたのは妊娠36週のことでした。お腹に今までに感じたことのないほどの強いハリを感じ、立っていられないほどでしたので、これがいわゆる陣痛なのかと思いその間隔を計り始めました。次の痛みが来るまで始めは30分だったのですが、その次は20分と少しずつ縮まっていたので、ドキドキしながら計測していたのですが、そのまま痛みは遠のき3度目の陣痛は来ませんでした。そこでインターネットでこのような症状について調べ、初めて「前駆陣痛だった」ということがわかりました。
その後出産まで週に1度くらいのペースで前駆陣痛を感じました。37週に入るころには赤ちゃんの体重もどんどん増え2,500gを超えていたので、もういつ産まれてきても大丈夫という思いから、私自身も本陣痛を待ち望みながら日々を過ごしていたのです。
しかし、来るのは前駆陣痛ばかり。始めの2~3回ほどはどんどん感覚が狭まっていくのに、その後は痛みが全くなくなったり、間隔が広がっていってしまうため、そのたび落ち込んでいたのを覚えています。
そして妊娠40週を過ぎたころ、朝起きるとこれまでと同じような立っていられないほどのお腹のハリを感じました。しかしまた前駆陣痛なのかなと思い病院に検診に行ったところ、なんと本陣痛が来ており更に10分間隔まで狭まっていました。
出産日が近づき本陣痛を望んでいる妊婦さんにとって、お腹のハリや痛みが前駆陣痛で終わってしまうとがっかりしてしまうかもしれません。しかし、いつか絶対に本陣痛は訪れます。出産のそのときに向けて、しっかりと準備を進めておくと良いかと思います。また、本陣痛は間隔が狭まるにつれて叫びもがくほどの痛みが襲ってきますので、前駆陣痛とは痛みの質が全然違いましたよ。