前駆陣痛と本陣痛の違い

初めての出産を控え、臨月に入った頃から、おりものの状態や腹部の違和感に敏感になっていました。月の満ち欠けを調べ、出産予定日の3日前が新月だったため、陣痛がくるのを今か今かと待っていました。あまりにも気にし過ぎていたということもあるかもしれませんが、夜中に下腹部がチクチクと生理痛のように痛み始め、さすが新月！やはり陣痛がきた！と様子をうかがっていました。ところが、陣痛というと痛みが等間隔でやってくるといわれていましたが、痛みの周期がバラバラなのです。10分間ほどチクチクしたと思ったら、2分ほどおさまり、今度は20分間ほどチクチクして…というように、それほど強くない痛みがだらだらと続き、最後はシクシクする程度の痛みでそのまま寝てしまいました。翌日の検診で先生に伝えると、それは本陣痛ではないですねと言われました。新月だったことが、何かしら関係していたかもしれないとも言われました。月の満ち欠けと出産の関係は、やはり神秘的です。


そして出産予定日を一週間過ぎた日の早朝。また生理痛のような下腹部の痛みで目が覚めました。今度は3分間ほどの痛みが、10分感覚くらいでやってきます。前駆陣痛のときと痛みの種類は似ていましたが、今度こそ本陣痛だと思いました。そしてトイレに行くと、少量のピンク色の出血が。すぐに病院に電話をして、食事をしてから慌てずに来てくださいと言われたのでシャワーを浴び、食事をとり、痛みが始まってから2時間後に病院に着きました。この2時間の間で陣痛の間隔は7分程度に。私の場合はまだまだ余裕で耐えられる程度の痛みでしたが、そのまま入院となりました。