長い陣痛は前駆陣痛だった？

妊娠39週目の予定日4日前、夜中に痛みで目が覚めました。それまで、陣痛の痛みが分かるか不安でしたが、すぐに「これが陣痛？」と感じる、腰回りに定期的にくる痛みでした。だいたい20分間隔で我慢できるけれど明らかに陣痛のような症状。
検診のたびに生まれる兆候が全然なかったので、少し驚きました。
その後、おしるしもあり、いよいよ明日くらいには赤ちゃんに会える！？と期待もしましたが、考えが甘かったのです。
翌日は、進歩がなくずっと20分おきくらいに我慢できる痛みが来ました。旦那さんと最後の外食…と、焼肉を食べに行く余裕もあるくらいでした。その日の夜から少しだけ陣痛らしきものは進みましたが、まだまだ。
翌々日は、痛い時は結構痛くて、痛みの合間なら動けるぐらいになっていました。しかし、間隔も縮まらず、時々2時間くらい休憩もあり、少しずつ体力と精神力が削られてくる感じでした。前駆陣痛のわりには、規則的にお腹が痛むので、やはり陣痛だよな…？と思いながら、もやもやと1日を過ごし、気付いたら夜に。間隔も11分くらいになり、産院に何度目かの電話をすると、家が近いからどちらでも良いけど、心配なら来てと言われ、やっと入院することになりました。しかし、そこで子宮口が2センチしか開いていないと言われ、こんなにずっと規則的に痛いのにまだまだなのか…と撃沈しました。
その晩は、そこそこな痛みに10分間隔で苦しめられ、結局、微弱陣痛だろうということで、促進剤にも助けてもらい、次の日のお昼に出産しました。
入院するまでの2日間、あまりに規則的な痛みだったので、当時は陣痛だと信じて疑いませんでしたが、今思えば、あれは前駆陣痛だったのかな？とも思います。というのも、生まれる直前数時間の痛みは、それとは比べ物にならないくらいの強さで、これが陣痛か…と痛感したからです。
しかし、あの長くて進まなかった痛みの時に、これは前駆陣痛かもと思えていたら、もう少し気持ちが楽だったかな？とも思います。
あの長い痛みは、前駆陣痛？微弱陣痛？結局、どちらだったのかは分かりませんが、無事に子どもに会えたので充分です。