前駆陣痛のおかげで心の準備ができました
妊娠38週6日に、週1回の検診日でした。その時は先生に、赤ちゃんは生まれる準備はできているけれど、まだ下りてこなさそうね。ちょうど出産予定日(妊娠40週)に生まれてくるかも、と言われていたので、まだ時間があると安心していました。しかし、次の日(妊娠39週0日)朝起きると生理痛のような、腹痛のようなちくちくした痛みがあり、違和感を感じたので病院に電話。すぐに病院に行くことになりました。その微弱な痛みがずっと続き、午後になると10分おきくらいにお腹の強い張りと痛みが。時間が経つにつれて痛みの間隔も短くなってきましたが、その時はご飯も食べれるし、ゆっくりですが歩くこともできたので、前駆陣痛だったのだと思います。夜になり前駆陣痛の間隔は5分置きと変わらなかったですが、痛みが徐々に強くなってきて、冷や汗や、うぅぅ・・と声が出るほどに。お腹にトゲのある風船がどんどん大きくなって、ぐるぐる回りながら破裂しそうな痛みです。もちろん歩くこともできずにベッドで痛みを耐えていましたが、その時既に本陣痛に変わっていたのだと思います。前駆陣痛の時は痛みが和らぐ間に食べ物を食べたり、歩くことはできますが、本陣痛に変わってしまうと痛みが和らいでいる間も、次の痛みに備えて呼吸を整えておかなければいけないので、違いははっきり分かると思います。前駆陣痛が長かったおかげで本陣痛は1時間ほど。その日のうちに出産ができたので、前駆陣痛のおかげで心の準備もでき、早く出産することができたと思います。
よく生まれるのは出産予定日より遅くなるといいますが、早めに生まれる場合ももちろんあるので心の準備と出産のイメージをつかんでいた方がいいと思います。まだ生まれる気配がないと先生に言われたとしても、私のようにそう言われた次の日には出産したケースもありますから。