どちらの痛みか分からなくても、心配なら産院へすぐに連絡すればよかったです。
37週でおしるしがあって、その後出産までの夜間に2回ほど大きな前駆陣痛がありました。1回目は、それなりに一定の間隔で痛みが来たので本陣痛か迷い、痛みが遠のけば前駆陣痛だと思いながら様子を見ていました。本陣痛だった場合、出産の進行が早いタイプなので数時間で生まれてしまう怖さがあり、どの程度様子を見ていられるのか、すぐに産院に電話した方がよいのか迷いました。迷いながら何回かの痛みをじっと耐えているうちに眠気が勝ち、気づけば外が明るくなり痛みはすっかり消えていました。2回目の前駆陣痛も感覚が一定でしたが、そのまま眠れるようなら本陣痛ではないと思っていると痛みが遠のいていきました。しかし、2回目の前駆陣痛があった朝、6時半頃に再びちくちく痛みが来ました。痛みの感じは、前駆陣痛と同じでしたが、今度は本陣痛かもしれないと感じました。夜間に前駆陣痛が過ぎて、その朝すぐにまた痛み出したのでもしやと思ったのです。痛みは、そのまま鋭さを増し遠のく感じはありませんでした。小学生の上の子を8時に送り出したころには2~3分に1回のペースでした。痛みがある時は立っていられなくなり、今度は絶対に本陣痛だと確信し、産院に連絡し産院のお迎えが来てくれました。9時10分には産院に到着し、すぐに診察を受けましたが、車いすに乗せられ分娩室直行となりました。看護師さんとカルテの確認で話している途中に突然生まれそうな痛みが来てしまい、驚いて呼吸が浅くなったのか、気づけば朦朧として酸素マスクをつけられていました。意識が曖昧なまま、出産した赤ちゃんが泣かなくて医師が何かしている気配を感じました。赤ちゃんが泣き声を出したときにあまりにか細い声だったので、苦しい思いをさせてしまったとのだと気づきました。10時2分に生まれたので、本当にぎりぎりで、ちょっと遅れたら救急車で出産するところだったと言われました。本陣痛かもしれないと思った時点で、すぐに産院に連絡をすべきだったと思いました。
出産の進行が早い人は特に、前駆陣痛か本陣痛か迷ったとしても早めに産院に連絡し、もし家に帰されたとしても産院で様子を見た方が安心ではないかと思います。進行が早いので、いつ出産が来てもいいように心づもりをしていたつもりでも、一呼吸置く間もない慌ただしさで、私自身の呼吸が浅くなっていたようで、いきみのタイミングを医師と合わせられませんでした。もう少し早く産院に行き、落ち着いて準備できたらよかったと少し心残りなので、前駆陣痛か本陣痛か迷ったらとにかく産院に連絡し、指示を仰いだ方が安心だと思います。