前駆陣痛?いや、本陣痛!
お腹が大きくなってきても自転車に乗ったり長距離歩いたりとアクティブに生活してしまっていたため、お腹が張りやすくなっていたのだと思います。
私の体重の増加は順調すぎる程で、お腹の中の子も良く育っていると言われ安心していました。
32週に入った頃からお腹が頻繁にぎゅーっときつく痛むようになり、張りが酷いなぁなんて思っていました。母親学級にて「ただの張りを陣痛だと思ってみんなすぐ病院来ちゃうけれど、陣痛はすっごく痛いから!」などという助産師さんの言葉もありましたが、やっぱり心配で診てもらったところ、「よくあることだから」とだけ言われ張り止めの薬をもらっただけでした。今思うとそれが前駆陣痛だったのです。
33週の最後の日、いつもよりお腹が痛くて「これが前駆陣痛か…」と思いながらいつも通り夕飯を作っていました。ところが、たまに来ていた痛みもだんだんきつく頻回になり、ベッドで横になって動けない程になってしまいました。波もあるしとても痛いし、その時点で本陣痛だと気付くべきだったのですが、その時は意識が朦朧として痛みをやり過ごすしかなく、帰ってきて心配している主人には「病院には明日行く」なんて言っていました。結局、見かねた主人に促され病院に連絡すると、やっと事の重大さに気付いたのでした。
その後即入院、34週で自然分娩で出産しました。2200グラムの小さな、でも週数の割にはしっかりした子でした。きっと張り詰めたお腹の中で苦しくて、早く出てきたかったのでしょう。本当にごめんね、元気に生まれてきてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
無理しないこと!自分に甘く、優しく、苦しくてつらいことはなるだけ避けること。
自分は大丈夫でも、お腹の中の子にとっては負担かもしれない、それは可哀そうですから。