子宮口の開き(出産当日以前に子宮口が開く)の体験談

痛みはなくても開いている子宮口

元々早産傾向が強く、妊娠19週目にシロッカーという子宮頚管を縛る手術を受けていました。この時はまだ子宮口は開いておらず、柔らかい程度でした。36週になり抜糸をすると、1.5センチ程開いていると言うことでした。しかし抜糸の痛みはあるものの、すぐにお産に繋がるような痛みはありませんでした。37週の検診では2〜3センチ程開いていたので、いつ陣痛が来てもいいように準備をしておくように言われました。子宮口も刺激してもらっていたので、帰宅してから少量の出血と鈍い痛みがありましたが、陣痛には繋がりませんでした。38週の検診では3センチ。先生からは‘’まだ陣痛来ないの?‘’なんて言われてしまいましたが、定期的なお腹の張りはあるもののまだまだ全然弱く…何事もなく39週の検診に。この時も3センチの開きで、子宮口を刺激してもらって帰宅。また少しの出血と弱い張りはあるものの、全く生まれる気配がありませんでした。そして迎えた39週4日目。朝から1時間ほど散歩をし、こどもの相手をしたり普通に過ごしていました。夕方過ぎくらいから下腹がくっと締め付けられるような痛みが10分おきぐらいにきているのが分かりました。急いで夕食とお風呂を済ませ、病院へ行く準備が整った頃には7分間隔。痛みも動くのが辛いくらいになっていました。病院までタクシーで向かい、診察を受けると子宮口は4センチ。翌日の朝までには産まれるだろうとのことで、モニターをつけてリラックスしていると何故か陣痛が遠退いてしまいました。家に帰るか迷ったのですが、外は雷雨で時間も22時過ぎだったのでそのまま朝まで様子を見ることに。頻繁にトイレに行きたくなり、行く度に陣痛が強くなり、痛い時間は歩くのも辛いほどになってきました。ナースコールを押し、再度モニターをつけてもらうといい陣痛がきていて子宮口も5センチ開いていました。この時日付がかわって39週5日目に。主人を呼んでもらい、陣痛室でひたすら待つのですが、冬の寒い時期なのに汗だくでタオルで拭いてもらっていました。歩けない痛みが腰が砕けるような痛みに変わり、最終的にはおしりの穴が内側からえぐられるような痛みに変わったとき内診をお願いすると子宮口が全開になっていました。痛みがおさまるタイミングを見て急いで分娩室まで移動しました。先生と助産師さんの準備が整うまで汗をダラダラ流しながらいきみ逃しをし、準備okの合図で思いっきり力をいれながら丸まると、5回目くらいで赤ちゃんが出てきてくれました。深夜2時過ぎに生まれてくれたので、あっというまの出産でした。

後輩ママへのアドバイス

子宮口が開いていても痛みがない場合もあります。そして開いているからといって、私のようにすぐに生まれない場合もあります。きちんと検診を受けて時分の状態を把握しておくことが大切だと思います。

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