正期産前の子宮口の開き
初産でしたが、32週0日より、切迫早産と診断を受けたものの、なんとか持ちこたえ、39週0日での出産でした。
子宮口の開きを初めて指摘されたのは36週0日。子宮口0.9センチの開き、子宮頸管は1センチ以上1.5センチ未満と言われました。この日から臨月とはいえ、37週まではお腹にいてほしいなぁと思いながら検診を受けに行ったのを覚えています。この日のエコーではもうすでに頭が下がっているので、足しかエコーで見られず、このことを言われると『ああ、もう直ぐ生まれるな』と思いましたね。
エコーでの計算ではこの時点で2560グラム。もう生まれても大丈夫だよと言われましたが、少々不安だったのでもうちょっとだけお腹でいてねーと声かけしました。
次の診察はないかもね、と言われつつ、主人も休みの日で予約を入れたので少し先の38週4日。38週2日頃から夜中に頻繁に張るようになり、眠れない日が増えていました。この日、診察に行ったら子宮口が前より開いててそのまま入院だったりしてー(笑)と言いつつ診察を受けに行ったのを覚えています。今考えるとなんてナメた発言をしている夫婦なんだろう…。
38週4日。この日の検診で見てもらう時に「あんなに切迫早産で心配したのに(なのに入院せずでしたが)ここまでもって、さらに子宮口開いて来てたのに約10日、もったねぇ。不思議」と言われたのが印象的すぎてよく覚えています。さて、子宮口の開きを見てもらうと相変わらず1センチの開きです。ただし、子宮頸管の短さは1センチ未満と言われました。ああ、だから頻繁に張っているのかなと言うと「前駆陣痛だね。そのまま本陣痛になることもあるから気をつけてね。きっと陣痛ついたらすぐ出てくるから」と言われました。
そして3日後(2日後の夜中?)なんかよく張るなー、と陣痛カウンターでカウントを取ってみると5分間隔。あれ?痛くない…仕事できる程度の生理痛でも痛くない部類だけど…五分間隔ってまずい?と思い電話をしてから病院へ。10分程度で着き、見てもらうと子宮口の開きはまだ2センチ!「ご主人、だいたいここから24時間かかります」と言われ、主人は帰ろうとしましたが帰らせませんでした。するとそこから一気に痛みが!なんなんこれ!痛い痛い痛い!と叫びながら記入しろと言われた物も記入できず。助産師さんもおおげさなーくらいに言いながら見てみると一気に5センチに開いています。「あ、これ、早いわー。ご主人いてよかったね」と言われ、「赤ちゃん降りて来たなーとか思ったり挟まった!とか思ったりしたら呼んでねー」と出て行った瞬間。破水です。すぐに主人に呼んでもらいまたみてもらうと「全開に近いね。この陣痛おさまったら分娩室入るよー」と。動けん、歩けん!と言いながらも歩かされるこの辛さ。
病院に入ったのが午前1時40分。2センチと言われたのが午前2時半頃。分娩室に入ったのが午前4時頃。生まれたのが午前5時15分。
2センチから全開に近いと言われるまでたったの1時間半のスピードでした。
今になってみたらあの痛みが短くて済んだのはよかったのかもしれませんが、あの時、電話をして聞いてみなかったら…と考えるとヒヤヒヤします。子宮口の開きにはもちろん個人差があると思います。こんな例もあるということを知っておいてもらえるといいなと思います。
陣痛はわかるよーと言われながらも最後、病院につくまでわかりませんでした。子宮口の開く痛みが陣痛??と思うと、24時間以上かかって開く人もいるし、私みたいに1時間半くらいの人もいるということですよね。いつもの張りだわと安心しておらず、あまりに頻繁ならばカウントを取ってみてくださいね。