子宮口が開いたのになかなか本陣痛が来ない
検診の際、医師から子宮口が開いているという話があったのは、妊娠38週のときでした。子宮口が開いていると言っても体調はそれまでと比べて特段変化はなく、時々前駆陣痛やお腹のハリを感じる程度でした。この日もいつも通り検診台に座り診察を受けていると、医師に2センチくらい開いていると教えられ更に初めての内診グリグリ。本当に痛かったですが、同時に出産が近づいているということに喜びを感じていました。
医師からは、2センチくらいではまだすぐに出産ということにはならないが、人によっては数日で子宮口が更に開いてくる場合もあるので注意が必要、何かあった場合にはすぐに連絡するようにとのことでした。ワクワクしながら陣痛がやってくるのを待っていたのですが、待てど暮らせど本陣痛はやってきません。体調も特に変わりはなく、たびたび襲われる前駆陣痛に悩まされているくらいでした。
翌週の健診でも子宮口は変わらず2センチのまま。子宮口が開いてからもう1週間以上経過しているというのに、全く本陣痛の兆しがない状態に焦りを感じていました。
しかし出産予定日翌日のこと、この日もいつもと同じようなお腹のハリを感じながら検診に向かいNSTを行ったところ、なんと10分間隔の本陣痛が訪れていたことが判明。自分では全く気づきませんでしたが、内診をすると子宮口が4センチ開いているということ。予定日を超過していることから、そのまま入院となりました。
結局微弱陣痛だったため一時は陣痛が遠のいてしまったのですが、翌朝から陣痛促進剤を使用すると3時間ほどですぐに子宮口が7センチまで開き、そのまま分娩台に移り出産となりました。
診察の際子宮口が開いていると言われると、新たな体の変化と出産に近付いた期待感で嬉しく感じますよね。しかし子宮口が2~3センチ開いたからといって、すぐに出産となるかどうかは人それぞれ。数日後に陣痛が訪れる妊婦さんもいれば私のように2週間も後の場合もあります。しかし、確実に出産に近付いているということは間違いないですので、その日に向けて心も体もしっかりと準備を進めておくと良いですね。