４センチも開いていたのに気づかなかった

臨月を迎え、あと１週間で出産という時でした。
夜１０時ごろ、横になっていた時、お腹に変な違和感を感じたのです。
なんか、いつもと違う。
張り方が、少し違う。
なんか苦しい。

いつもだったら、張って硬くなっても、すこししたら収まるのに、なぜか収まらず、なんとなく痛いなぁと感じたのです。

様子を見るという選択肢もあったのだけど、
その時は「病院へ行こう」と思いました。
今振り返ると、あの時病院へ行く選択をして良かっと今更ながら、思いました。
病院へ電話をしたら「すぐ来て下さい」と言われ、主人に話し、車で連れて行ってもらいました。

その時は里帰りで実家にいたのですが、土曜日だったこともあり、主人が来てくれていたので、とても心強かった事を覚えています。

病院へ着くと、主人と２人で産婦人科に行き、
診察をしてもらいました。
すると、、、
子宮口が４センチ開いていたのです。
ビックリでした。
なんとなく張りが違うなぁと思ったら、こんな事になっていたのね。と思いました。

でも、４センチならまだまだ産まれないので、帰されるのかなぁと思いましたが、経産婦だということもあり、そのまま入院する事に。

すでに４センチ開いているし、すぐ陣痛が来て産まれるのかなぁとドキドキして待っていたのですが、翌日になっても痛みはなく、張りも和らいでしまっていました。
しかも、子宮口が少し閉じてしまったらしい。

どうしよう。
先生が来て、この先のことを話し始めました。
「このまま陣痛が来ないのならば、陣痛促進剤を投与します」ということになったのです。
こうして、なんか張りがいつもと違うと感じてから、１０時間後、陣痛促進剤を打ち、しばらく様子を見る事となってしまいました。
そして、それから７時間後に、無事に出産することができました。