妊娠に気付かず色々してしまいましたが。
産婦人科では、赤ちゃんの大きさに個人差の影響がない8~10週頃に出産予定日を計算し確定させることが多いようです。それより前の週数では最終生理日による計算となるので、確定した出産予定日とずれることがよくあります。私の場合、産院を初めて受診したのは、確定した週数から言うと妊娠5週だったので、妊娠超初期(妊娠0週~4週)は妊娠を全く考えもせず生活していました。上の子供が4月から小学校に上がるタイミングだったため、フルタイムで働きつつ夜中に入学準備で縫物をしたり、週末は小学校関係の集まりに参加したり、他にも趣味の音楽活動に参加したりといつも以上に多忙な時期でした。妊娠3週には友人との誕生会で飲酒の機会もありました。そんな時期だったので、日中に強烈な眠気に襲われたり、身体が熱くぼーっとして気分にムラがあったり、集中力が続かなかったりした時には、疲労やストレスからくるものと思い込み、仕事に差し障らないよう栄養ドリンクを日に2本程飲んでいました。妊娠0週と4週頃には花粉症でアレルギー薬を計2週間飲んだりもしていました。妊娠4週の頃には、立ち話をしていると目の前が暗くなり、普段はない立ちくらみを起こしました。
それでようやく妊娠の可能性に思い当たったのです。上の子の妊娠が分かったのが妊娠5週でその前1か月も異様に眠かったのです。その眠さと言えば、目が勝手に閉じて強制終了させられるような、意思の力でどうにもならないようなもので、どんなに寝ても寝足りず、自分の身体がコントロールできなくなったような…。すぐに検査薬を試したところ陽性反応が出たため産院受診しました。
一般的に妊娠に気付いたり判明したりするのは妊娠5週頃が多いそうなので、妊娠の兆候を注視して生活している方でなければ、妊娠超初期に妊娠に気付くのはなかなか難しいことかもしれません。妊娠の自覚がなく妊娠中は避けた方がよいことをしてしまい、妊娠判明後に悪影響があるのではと恐々とマタニティライフを過ごす方もいらっしゃると思います。私は、気になる時は妊婦健診で尋ねていました。担当医に「大丈夫でしょう」と言われるだけで気持ちが楽になるかもしれません。妊娠超初期、私は子供を2人とも同じような状況下で過ごしましたが、それが原因で起こったことは何もありませんでした。妊娠初期は体調や精神面で不安定になりがちなので、妊娠超初期の過ごし方を気に病む場合もあるかもしれませんが、私たちの想像以上に、赤ちゃんは生まれようとする命としてとても頼もしい存在です。気がかりは妊婦健診等でクリアにし、少しでも不安感を減らして、マタニティライフを過ごしていけるとよいですね。