妊娠超初期症状は分かりにくい
当時の私は不妊治療の為に近所のレディスクリニックに通い、タイミング法での妊活の休薬中でした。当然、治療中は生理日前にはソワソワ、ネットで妊娠超初期症状を毎日調べて当てはまる項目があるともしかして!と期待と不安が入り交じる気持ちで妊娠検査薬を持ってトイレにこもったものです。
そしてまだ結果が出るには早すぎる?と真っ白の結果を見てはガッカリしたり迷ったり。
そうするうちに生理が始まり今月もリセット。
何本妊娠検査薬をムダにしたものか、私今月も妊娠検査薬の売上に貢献したな、と自虐的にもなりました。
軽い吐き気、体の怠さ、腰が重い、眠気、などなどネットで調べた妊娠超初期症状は生理前の症状ととてもよく似ていました。
次第になんだ紛らわしいな!もっと分かりやすい妊娠超初期症状はないのか?とネットに釘付けになりましたが、どの情報を見ても変わりません。
そして不妊治療の休薬中、生理予定日に外出しました。毎日測ってる基礎体温も下がっていたので今日生理来そうだから気をつけないとと少し憂鬱でした。
少し体が怠くて腰も重い、電車で出かけるので最寄り駅までは自転車でしたが、いつもよりペダルが重く感じました。
そして電車を乗り継ぎ到着した駅から目的地までは徒歩10分程、緩い坂道が多いせいかやけに疲れを感じました。帰りには本当に疲れてしまって乗り換えの電車を待っている間は少し目眩もしました。その日の夜は近所の義母の家でご飯に呼ばれてましたがかなり疲れてしまった記憶があります。
その翌日、不思議なことに一度ガクッと下った筈の基礎体温がまた上がっていました。生理はまだ来ていません。いつもと違う変化だなと思いながら仕事に行って、やっぱり体が怠いし疲れるしやけに眠しいと感じていました。
そしてまた次の日も基礎体温は高いまま、生理も来ないしと不思議に思いながら最後の1個だった妊娠検査薬を使いました。するとうっすらとですが陽性の線が出ました!
えーちょっと嘘?という感じです。
生理前の症状と思っていたものは全てが妊娠超初期症状でした。
陽性が出た2日後に夫とレディスクリニックを訪れて、4週目でしょうねと診断されました。
4週目では胎嚢もまだ出来ていないこともあるからと内診はありませんでした。
妊娠超初期症状、本当に生理前の症状とよく似ています。私は生理前の不快感はそんなに重くありません。
なので妊娠超初期症状の感じ方は私は生理前としか思えなかったのですが、人それぞれだと思いました。
妊娠して振り返ってそういえばあの時、と思える程度なのです。
一番正確なのは基礎体温なのかもしれません。
ネットにも望む答えはなかなかありませんでした。期待して色々調べるよりとりあえず基礎体温を必ず毎日測るほうが大事かも知れません。