焦らないためには待つことも大事
主人とお付き合いをして7年、結婚をして2年目の31歳。妊娠を心待ちにしていた私にとって生理が来ないことは期待膨らむ出来事でした。ただ、生理周期がバラバラだったので生理予定日が定まっておらず、おそらく9月下旬から10月頭に生理がくるだろうと予測していました。「生理が来ない!」となる前に熱っぽかったり、体がだるかったり、いつもは適当に流してしまっている症状でも「あれ?これはもしかして・・・」なんて思ってネットで症状を検索する毎日。自分の中の疑惑を早く確信に変えたかった私は妊娠検査薬についてネットで調べたり、友人に相談する事にしました。沢山種類があって何にすればいいんだろうと悩む中見つけたのは、生理予定日前に調べることができるものでした。「これにしよう!」と思い早速近所のドラックストアへ出向くもそこでは販売しておらず、大半は生理予定日1週間後から検査できるものでした。ネットで購入しても届くまで時間かかるし、それを待てば生理予定日付近になるしと悩んだすえ購入したのが株式会社アラクスの「チェックワン」でした。
これは生理予定日より1週間経過してから検査するものだったのですが、友人から「周期バラバラなら試しにやってみるのもありだと思うよ」と言われ試しにやってみる事に。
約1分後、ピンクの線が出ている!と思ったけれどそれは2つある窓のうちの終了窓のもので、その隣の判定窓にピンクの線はあるものの説明書に書いてあるようなものではありませんでした。「ん?これは線が出ているということでいいのか?」と目を凝らして見なければいけないほどうっすらとした線でした。
実はこの半年前にも妊娠検査薬を使用する事がありました。その時は「クリアブルー」というものを使いました。生理予定日約一週間後に検査するも結果は薄い青の線でした。産婦人科へ行き胎嚢を確認できましたが、いくら週数が経っても育たず、妊娠7週目になっても心拍が確認できずそのまま流産してしまいました。なのでまた同じことが起こるかもしれないという不安と恐怖に襲われました。しかしこれが俗にいうフライング検査というものだ!と無理やり気持ちを切り替え、次はまた1週間後に検査することに。この1週間がなんともいえない気持ちの毎日でした。そして1週間後、もう一度検査すると前回よりは濃いものの説明書に書いてあるようなくっきりしたものではなく薄いピンクの線がありました。
「またかも」と不安が襲いドキドキが止まらなかったのを今でも覚えています。ただ薄くても線は出てるからもう少し待ってから病院へ行こうと思い、そのまた1週間後産婦人科へ行き、胎嚢確認し妊娠していることが分かりました。あのときの「おめでとうございます」という先生の言葉がどれほど嬉しかったことか。
それから順調に妊婦生活を送り無事出産しました。
どんなに焦っても出るときはでるし、出ないときは出ない。早く結果が知りたくて焦ってしまい、いらない不安で押し潰される毎日よりも、自分の人生の中で何回も無いであろうこの機会をゆっくり待ってみるのもよかったのかな?なんて今になっては思います。これからもっともっと不安な事がが出てくるかもしれません。焦りは禁物!待つのも大事!そう思います。
焦っても良いことはありません!お腹に命が宿ると約10ヶ月我が子と一心同体で生活するのです。長いようで短いこの10ヶ月間。せっかくなら気持ちにも余裕をもって生活してくださいね。