高位破水の体験談

尿もれと勘違いした高位破水

妊娠39週、出産予定日の数日前、夜、シャワーを浴びてから寝ようと準備をしていたところでした。妊娠中期から軽く尿もれの症状があったのもあり、チョロチョロと出てきたので、「わっ!尿もれだ!!」とトイレに駆け込みました。しかし、トイレに座っても尿意が全くなく、考えてみれば、さっきトイレに行ったばかり。その間もお腹に少しでも力が加わるたびにチョロチョロチョロ…っと出てきます。なんだろうと思い、トイレットペーパーで拭いてみるとかすかにピンク色、そしてなんとなくツンとしたにおいがしました。そこで初めて「あ、これは破水なのかな?」と思えました。破水ってバシャーッと一気に出ると言う話をよく聞いていたので、半信半疑でしたが、産院に電話で確認すると「高位破水」とのことでした。そのまま産院に行き、入院となりましたが、私の場合は高位破水したものの、まだ羊水も足りている、子宮口もまだほとんど開いていない、陣痛も起きていない、深夜、…ということもあり、「朝、先生に診てもらって誘発剤使うことになると思うよ〜。今日中に産まれたらいいね!」と助産師さん。そんなにかかるのかぁ…と余裕で気を抜いていたら、30分後に陣痛が始まりました。そしてそこからあれよあれよと言う間に陣痛の間隔が短くなり、子宮口もどんどん開いて行きました。朝方にはもういきみを逃すのに精一杯…。陣痛が始まってからおよそ3時間で分娩台へ。そこからはもう…一瞬でした。高位破水というものがあるのは知ってはいたものの、実際になってみると、本当に尿もれとの違いが色やにおいなど、よく観察しないとわからない程度だったので、気づけてよかったと今になって思います。

後輩ママへのアドバイス

出産とは、本当にいつ何が起きてもおかしくないもの。普段と違うな…と直感で気づけるように、自分の普通の状態からよく観察しておくことが大事だと思います。

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