高位破水の体験談

気づかなかった高位破水

出産予定日当日、40週に入った日のことでした。

早く生まれてほしくて、前日から床磨きをしたりウォーキングをしたりしていましたが、おしるしもなく、陣痛らしいものも全然こなかったので、重いものでも持てば産まれるかなぁ、などと考え、近所に住んでいる当時7か月を過ぎたばかりの甥っ子を抱っこして遊んでいました。

遊んでいる最中、午前10時頃でした。トイレに行きたくなり、行ってみると、ティッシュに少しつくかつかないかの出血があったので、量は少ないけれどおしるしかな?と思い病院へ電話して診察してもらったほうが良いのか聞いたところ、とりあえず見てみるから、ということで、午後1時頃病院へ来るように、と指示されました。

この時は、破水でよく言われるような「お湯が降りてくるような感覚」は全くありませんでしたし、おりものシートを付けていたからか下着が濡れることもなく、破水しているとは全く考えていませんでした。

しかし、指示された通り病院へ行き診察をうけると、破水してるからこのまま入院だね、と言われました。内診やエコーの結果、出てくる羊水の量はとても少なかったのですが高位破水だろうね、とのことでした。

破水していると言われても、痛みもなければお湯が出ている感覚もまだなく、子宮口もまだ1センチしか開いておらず、実感はありませんでした。その後午後4時頃から20分おきの陣痛らしい痛みが始まりましたがなかなか本格的な陣痛はこず、夜中に5分おきの陣痛になりました。それでもまだ耐えられる痛みで、翌朝も子宮口はまだ7センチ程度でした。そこから陣痛の間隔が伸びてしまい、昼前に誘発の点滴を開始すると、2時間後くらいに本格的に破水しました。このときは床に水たまりができるくらいだったのではっきりわかりました。さらにその1時間後、子宮口9センチで陣痛室に移動し、さらにその1時間後に分娩開始。30分程度で出産となりました。

後輩ママへのアドバイス

破水すると感染を防ぐためにすぐ入院しなければなりませんが、高位破水は本当に気付きにくいものですので、ふだんからちょっとした変化に気づくように体調やトイレの時の様子に気をつけておくといいと思います。

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