予想していなかった高位破水

一人目の出産の時、恥ずかしながら高位破水という知識があまりありませんでした。
破水＝バジャー！というイメージしか抱いていなかったのです。
39週にはいると様々な変化が出てきました。
まずそれまでなかった腰の痛みを感じるようになり、おしるしが一日２回ほどありました。そして39週3日、次の日が検診だったものの、強い痛みを10分間隔くらいで感じたので病院へ行きました。
この時までチョロチョロ出ている間隔はなかったですが、じんわりショーツが濡れるなと思い、念のためパットをつけて行きました。暑い夏の日で痛みもあったので汗かな？くらいに思っていたのです。それでも、内診してみると「子宮口は２㎝だけど高い位置で少し破水してるから、感染症防ぐためにも入院しましょう！明日出したいかな！」と言われました。
この時にしっかりと高位破水のことを知り、感染症の事を考えると早めに来てよかった、と安心しました。
明日出産だと思い入院するものの、この後子宮口が開かず、さらに陣痛も弱いままで、次の日から陣痛促進剤を打つことになりました。ここから丸2日、かなり痛いのに本陣痛にはならなくて、ひたすら繰り返される痛みに耐えていました。促進剤打ち始めて2日目の夜はウトウトするのに痛みで目がさめる！を繰り返して朝を迎えました。この一晩がかなりつらく、帝王切開も視野に入れていました。でも、血液検査で感染などの異常もなく赤ちゃんも、心音弱まらず元気にいてくれたので、そのまま促進剤を強めて「今日こそ産むぞ」と一日がスタートしました。
相変わらず子宮口があまりひらかなかったのですが、昼の内診で先生が手を入れた瞬間、バジャー！と、まさに私のイメージ通りの破水がありました。この破水で陣痛も強まり子宮口も開き始め、夕方分娩室にはいりました。最終的に3592gの、なかなか大きな赤ちゃんで、頭が出にくく吸引分娩になりました。
これで、壮絶な四日間が終了したのです。
これだけの時間赤ちゃんが感染症もなく元気にいてくれたことに感謝です。早めに病院で診てもらえてよかったです。