難しい体重管理
もともと、がっつり食べて、がっつり運動して、スタイル維持をするタイプだった私。
妊娠して運動ができなくなったら際限なく太る気がしていたので、あえて体重管理の厳しい産婦人科を選びました。
早い段階から体の変化を感じ、妊娠している気がしていたので、妊娠3〜4週頃に、それまで通っていたスポーツジムを辞め、運動量が一気に減りました。
妊娠6週あたりから、つわりが始まったのか、気持ち悪さを紛らわすために何か食べずにいられないような状態に。いわゆる食べづわりだったのでしょう。仕事をしていたこともあり、仕事中は、その日の勤務を乗り切るためにも間食をせずにはいられませんでした。
そのように妊娠直後から生活が変わったこともあり、妊娠9週終わりに行った妊婦健診で、初めて基準となる体重を測った段階で47.5kg。実はすでに妊娠前から1kg強増えていました。先生には伝えませんでしたが…。
その後も、食べづわりによる間食がやめられず、仕事中だけでなく、帰宅すると疲れてぐったりだったため、お風呂に入ったり食事の支度をする力をつけるために間食。夕食後から寝る前の時間に気持ち悪くなりやすく、その時も間食。食事も普通に食べられる体調だったため、かなりしっかり食べていました。
また徐々に、仕事の疲れとつわりの気持ち悪さから夕食をきちんと作る元気がなくなり、お腹の赤ちゃんに申し訳ないと思いつつも、ついつい手軽なパスタなど、炭水化物中心の偏った生活になっていきました。
結果、妊娠13週の妊婦健診で49.4kgに。前回から1ヶ月で2kgも増えてしまったのです。
妊娠5ヶ月に入るまでに2kgは増えすぎとのことで、先生から「このままいくと最終的に20kg増えるよ」「甘いもの食べてるでしょ?甘いものは禁止。果物もダメだよ。果糖は太るからね。」と注意されてしまいました。
実際は、甘いものだけでなく、食事の量が明らかに多かったと思います…。初回の体重測定の時点でもすでに体重が増加していたことも考えると、さすがに危機感を感じました。
そんな、矢先のことです。その検診のほんの数日後、急遽、切迫流産の診断をされ、自宅安静を言い渡されてしまったのです。
私は自宅からも遠くない実家に帰ることになり、基本的に寝たきりという生活になりました。
体をほとんど動かさず、身の回りのことは母にやってもらい、このままでは更に体重も増えてしまうと危機感を感じ、母にお願いして魚・野菜中心の健康的な食事にしてもらいました。
昼間も間食を我慢し、そのおかげか、安静中は体重も1kg減ったりと、割と安定していたのです。
ただ、安静生活は1ヶ月近く続き、やはり動かない生活が長く続いたせいか、次の妊娠17週の妊婦健診では50.1kgと結局体重は増えてしまい、「前回注意したのにまた増えてるよ」と再び先生から注意を受けてしまいました。
ちょうどその検診から安静が解除されたため、やっと日常生活をできるようになり、増えすぎた体重を管理するため、現在少しずつウォーキングを始めたところです。お腹が張りやすい体質のため、体の様子を見ながらにはなってしまいますが。ただ、今のところまだウォーキングの成果は現れておらず、妊娠19週現在ですでに前回から1kg増えかけている状態です。
同時に、仕事も辞めて生活にも余裕ができ、食べづわりも終わったようなので、ウォーキング、間食を減らす、健康的な食事で、今後の体重管理に臨みたいと思っています。
私の場合、本来なら体重増加を抑えたい妊娠初期に、食べづわりや、仕事との両立によるストレスなど、一気に体重が増えてしまいました。安定期に入った今、初期以上に体重管理の難しさを感じているので、初期にもう少し気をつけておけば良かったなとどうしても思ってしまいます。ただ、自宅安静中に健康的な食生活をしていたら体重が一時期でも安定していたことを考えると、やはり食事内容は大事だと感じました。お腹には大事な赤ちゃんがいるので、健康的に体重管理をしていきたいものです。