妊娠中の体重増加、体重管理について
妊娠が発覚後、私は悪阻が酷く約2か月半、妊娠12週までに妊娠前より6キロ体重が減りました。12週の健診時、産婦人科の先生に「ちょっと6キロは減りすぎだね」と言われました。それから悪阻は徐々になくなり、ご飯もおいしくなり悪阻で6キロマイナスだったので、食事の量を気にせず食べたい分を食べたいだけ食べる生活をしていました。とは言っても、もともと少食傾向だったので、成人女性が普段食べる量くらいの量です。それから2か月後の妊娠20週の健診時、体重が前回の健診よりも4キロプラスと急に増えてしまいました。ですが、もともとの妊娠前の体重よりもプラス1キロだったので、私はそこまで気にはしていなかったのですが、助産師さんから「1か月で4キロは増えすぎだね。これからさらに増えるからちょっと抑えていきましょう。」と指摘を受けました。指摘を受けてからは、食事量を減らすのではなく、身体を動かそうと思い、家事もいつもよりも多めに、そしてウォーキングをする生活に変えました。そして、31週頃、急に足が浮腫みだし、よく言うゾウの足、大根足のような足の甲までパンパンになってしまいました。32週の健診時には「浮腫みすぎなので、塩分を控えるように」と指導をされました。その日から食事の際の塩分を控え、浮腫み対策に良いカリウムがたくさん入った野菜を取るように心がけました。ですが、浮腫みはましになりましたが、体重は健診ごとに1キロずつ増え続け、最高で36週時に12キロプラスとなりました。また、足の浮腫みが出始めた32週の健診時から血圧が少しずつ上がり始め、36週の健診の時には通常範囲の血圧でも高い数字になっていました。普段は低血圧なので、病院に行ってるからドキドキしてるだけではないかなと自分では気にしてはいなかったのですが、36週の健診時に先生より「妊娠高血圧症候群の可能性があるので、何かあった時のために総合病院に行って検査してもらってきてください」と紹介状を渡されました。そのまま総合病院へ行き検査し結果は「妊娠高血圧症候群」でした。妊娠高血圧症候群は妊娠が終了することが、完治することなので、出産するまで、入院となりました。入院中は食事での塩分調整や運動制限がありました。妊娠中は運動は適度には必要ですが、動きすぎて高血圧症候群となってしまう場合もあるそうです。それからは病院で管理してもらっていたので、浮腫みもとれて、37週で最高体重の14キロからマイナス2キロ。出産前最後の健診の39週でマイナス1キロ。結果妊娠前より約10キロプラスで出産となりました。妊娠高血圧症候群で陣痛や出産中に血圧が上がりすぎると帝王切開に移行することがあると話を聞いていましたが、出産の時は血圧はそこまで上がらずに無事通常分娩での出産をすることができました。
妊娠中の体重管理は大変ですが、あまり気にしすぎてもストレスになってしまうので、暴飲暴食をさけていれば普通に体重は推移できると思います。もともと浮腫みタイプの方は最初から塩分控えめの食事を心がけるといいと思います。