増えすぎた体重

私が受診していた病院は大きな総合病院で主治医は無く、2、3人の先生が日にちや時間帯によって代わる代わる診てくれる所でした。
3人の先生の中に、少し厳しめの先生(A先生)がいらっしゃいました。
私が受診し始めた頃はA先生にも当たっていたのですが、途中から6ヵ月くらいになるまではたまたまA先生以外の先生にしか診察してもらっていませんでした。
妊娠21週頃、いつもの様に検診に行くと、その日はA先生でした。
内診を終えて先生のいる診察室に戻るとなんだか少々お怒りモードなA先生はおもむろに赤ペンを取り出して母子手帳の体重欄に赤丸を！
体重が増えすぎていたのです。
他の先生の時は体重については言われた事が無く、正に寝耳に水状態。
この時既に元の体重から7キロ増えていました。
先生には16週頃から体重が増加し過ぎている事、このままだとお産が困難になると言う事、産まれてくる赤ちゃんが苦しむと言う事を話して頂きました。
特に3つめのお話に心を痛めて、その日から食事に気をつける様にしました。
3食のごはんは和食を中心に、
味噌汁は煮干で出汁をとったり、納豆にはタレの代わりに青のりを入れたり等、塩分控えめを心がけました。
おやつはやめられなかったので、ストレスにならないようにできるだけカロリーの少ないものを食べたい時に食べるようにしました。
市販の寒天で作られたお煎餅や、酢昆布とか干し芋等。
すぐに効果は現れませんでしたが、ずっと2週間に１キロくらいのペースで増えていて25週までは赤マルをされていた体重が、28週の計測では25週目とほとんど変わらない体重となりました。この事が励みになり、食事管理を続ける事が出来ました。
結果出産まで13キロ増でしたが、お産には問題なく、無事産まれてきてくれました。