驚愕！食欲と体重計との戦い

初めての妊娠。初めてのつわり。初めての止まらない食欲!!
私はしりませんでした。こんなにも簡単に体重が増えることがあるだなんて。
妊娠２０週を過ぎたあたりから、船酔いのようなつわりもおさまり、やってきたのは食べても食べてもお腹がすくという食欲でした。それまでの検診で何も問題はなかったので、体重計にものらず、大丈夫であろうと軽く考え間食を続けた結果、２２週の検診でいきなり３．５キロ増という現実をたたきつけられました。

妊娠中は、妊娠前に比べとても体が栄養分を吸収しやすくなっている体のため、お菓子一つでもとても影響が出てくるから、子供のため、そして出産時に母体も大変な思いをすると言われ、それからしばらくは我慢に我慢を重ね、子供に悪い影響はないか調べながら寒天ゼリーを食べたり、運動を多くしたりと体重増加を気にしながら日々生活を送っていました。一番良かったのは、野菜をふんだんに入れたコンソメスープです。体も暖まり、栄養もとれたのでほぼ毎日作っていました。


しかし、臨月に入りまた体重が増え始めました。３４週から里帰り出産をして、いつもよりバランスもよく、そして多く食べさせられていたことも原因かもしれません。しかし、母は「私なんて２０キロ太った。今は厳しすぎる。もっと食べなさい」と、私が体重計に乗るたびに言ってきました。私もあと一か月、今まで抑えてきたから大丈夫と油断をしてしまいました。その油断が大きな間違いだったのです。一週間の検診のたびに一キロずつ増えていき、母子手帳に「カロリー制限」と判子をいくつも押されてしまいました。

結果、理想は９キロの体重増加だったにもかかわらず、11.9キロ太りました。
体重増加が原因なのか、単純に大きくなったお腹のせいなのかはわかりませんが、毎夜とても苦しい腰痛と横腹の痛みに悩まされ寝不足になってしまいました。少しでも体重増加を抑えようと家の周囲を１～２時間ほど散歩をしましたが全く変化はありませんでした。

難産になったらどうしようという不安の中、予定日より５日遅れ、無事に出産を迎えることができました。体重増加の影響はそれほどなかった出産になったのでほっと安心しました。