「ゾッとするほどの体重増加! 食べづわりにご用心」
妊娠検査薬で妊娠が分かり、産婦人科で心拍確認をする前からつわりの症状が始まっていました。気持ち悪く、吐き気がするのですが、食べている間はその気持ち悪さも吐き気もマシになるという、いわゆる食べづわりと呼ばれるものです。
心拍確認時の体重は70.0kg。身長が158cmなので元々肥満体型であり、助産師外来という医師による診察ではなく、助産師の方とお話しする時に「体重は78kgまでに抑えよう」と言われていました。
最初は食べづわりであっても食べた後に嘔吐していたので体重はさほど上がりませんでしたが、21週目を71.8kgで過ぎ、25週目には4kg増加して75.8kg、更に28週目にはまた4kg増えて79.2kgにまでなっていました。
すでに助産師の方が指導してくださった78kgを超えていましたが、医師に気を付けるよう言われたのは36週目で、体重が85.2kgになった時でした。25週目の時に切迫早産と言われたので、運動も出来ず、カロリーが少なくて栄養があるものを摂取するようにと指導して頂き、飲み物は麦茶か水、またはダイエット用のスポーツドリンクを勧められました。フルーツも禁止になり、豆腐や小松菜に数滴の醤油をかけたり、0カロリーのゼリーや寒天で出来たものを食べたりしていました。36週目だからこそ出来た食事ですが、それでも39週目には89.8kgにまで増加していました。
体への影響は38週目に血圧が150を超えたので漢方などで血圧を下げました。そして予定日当日に陣痛が来て、翌日に無事出産しました。
妊娠すると不安はいくつも出てきますよね。
体重増加を気にかける方も多いと思います。最初はつわりで体重が減る…なんていう体験談もありますが、食べづわりは全くの逆で、食べていないとツラい状態です。
ツラいのは誰だって嫌だし、お腹の子のために我慢…! と思ってもトイレから離れられない日を過ごすこともあって、食べてしまう。
私もお腹の子のために…と思いましたが、食べづわりの気持ち悪さに負けてしまいました。
つわりが全くない方もいらっしゃいますし、安定期に入るとつわりが治まることも多いそうですが、私は妊娠が分かる前から出産するまでずっと食べづわりで、それに負けた結果が20kgの体重増加でした。
産後は半年もしない間に元の体重になりましたが、戻るまで体があちこち痛み、少し歩くのも大変で、お宮参りも痛みを耐えながらで一苦労でした。
そうならない為にも、これから出産するママさんにはぜひとも食べづわりにも打ち勝ってほしいです。
お腹の子も欲しがるのか、食べる量が増えることもありますが、出来るだけ体重管理をきっちりとするようにして、お腹の子のためにも、産後の自分の体調のためにも、食べづわりに負けないでください。