姑息な手段を使っても怒られたくない!
私の病院では妊娠での体重増加を8kgに抑えるのが好ましいとされ、増えても10kgまでという指導でした。その為妊婦健診の際には、先生に必ず体重をチェックされていました。検診が1ヶ月ごとの妊娠6ヶ月までは1,5kgを超えると、検診が2週間ごとになる妊娠7~9ヶ月までは1kgを超えると、検診が毎週になる臨月では300gを超えると、増えすぎだと注意されていました。
通っている病院が体重制限に厳しいと気付いたのは4ヶ月検診の時でした。3ヶ月検診の際には吐きづわりの影響で体重が落ちた後だったので問題なかったのですが、4ヶ月の頃には吐きづわりも落ち着き食事を取れるようになっていました。午後診察だったのでお昼も食べていったところ、前回より2kgの増加になってしまいました。基本的には何も言わない穏やかなおじいちゃん先生だったのですが、体重の部分だけは増えすぎだ、食べすぎないように注意を受けました。
しかし体重は診察時間やその日食事をどれくらい取ったかにもよるし、何より10ヶ月近く測り続けるので季節も変わり服装も変化していきます。私は毎日入浴前に洋服を脱いで体重測定し管理をしていました。前日には問題なくても、翌日ご飯を食べ、洋服を着て病院で測ると1kgの差が出た時もありました。なので病院でNGの数字だったとしても、毎日管理していて問題なければ大丈夫と思うようにしていました。私がラッキーだったのは夏に出産予定だったことです。初期は冬で、どんどん体重が増える時期には薄手の洋服に変わっていったからです。臨月の間、300g増が許容範囲のところ、900g増えて怒られたこともありますが、最終的には8kg増で出産を迎えることができました。
診察時間を毎回午前中の似たような時間にしたり、朝食を抜いていったりして少しでも体重が増えてみえないようにしていました。妊娠後期には洋服を少しでも軽くしようと羽織っていたカーディガンを脱いだりと、少し姑息な手段で体重にチェックが入らないようにしていました。体重が増えすぎない方が良いとよく聞きますが、当たり前に増える部分もあるのでそこまで神経質になる必要はないと思います。