切迫流産、切迫早産を経験して
私は妊娠5ヶ月頃までは切迫流産早産の兆候は見られず、比較的安定していました。
ですが仕事が介護職なため、体力仕事なので無理をしちゃいけないと分かっていても、周りに迷惑をかけたくなくて独断で動きまくっていました。
そのせいか7ヶ月頃から子宮の下の方がチクチクと痛むようになり、不正出血までしてしまいました。
とても焦りました。急いで病院に向かうと医師から切迫流産ですとの診断。その時の子宮頸管長は2.3cm。普通なら4cmはないとダメだそうです。
自分が無理をしすぎたせいでわが子に苦しい思いをさせてしまっている…
お腹の子に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
自宅で絶対安静で様子を見ましょうという事で仕事も2週間の休みを貰いトイレとお風呂とご飯を作る時以外はずっと横になっていました。2週間後検診にいくと子宮頸管長は4.5cmまで回復。安心して仕事に戻り、周りに迷惑をかけるのを承知であまり動かない業務をしていました。ですが8ヶ月に突入し定期検診にいくとこんどは切迫早産になっており即入院。この時は切迫早産の症状が無かったので驚きました。この時は妊娠29週目で子宮頸管長は1.9cmでした。入院するとリトドリンという子宮の収縮を抑える薬を常時点滴していました。この薬の副作用で動機がしたり気分が悪くなりご飯が食べれなかったりと薬が体に慣れるまでとても大変でした。お風呂とトイレの時以外は動けず外にも出られず精神的にもだいぶ辛かったです。そしてそのまま妊娠36週目に突入。あと1週間で正期産というところで夜中に破水。初産でしたが破水して3時間で出産。産まれた子供は2000gと未熟児で結局早産になってしまいました。ですが子供は何の問題もなく私と一緒に6日後に退院でき、今では5キロを超えて元気です
私は周りに迷惑をかけたくないからと自分が無理をして結局そのせいで早産にまでなりわが子に苦しい思いをさせてしまいました。
そして学びました。妊婦が周りに気を使う必要はありません。妊婦は周りに迷惑をかけてなんぼです。文句を言ってくる人は言わせておけばいいんです。産まれるまではお腹の子を守れるのはお母さんしかいません。わが子が健康に産まれてくる為と思えば何て言われようが堂々としてていいんです。
もちろん嫌な事をいう人ばかりではないですけどね。