切迫早産での子宮頸管長の長さの変化の体験談

妊婦の自覚が足りませんでした。

経管の長さが短く、入院した方が良いと言われたのは妊娠20週と3日の検診の時です。「経管が19ミリでお腹もカチカチなので本当だったら入院して欲しい」と言われました。ただ私の場合、今風に言うと授かり婚というヤツでしたので、まだ籍も入れていなく、式を1ヶ月後に挙げる準備をしている時でした。既に親戚や、相手と自分の職場の方へも招待状を送り終わった後でしたので、式まではなんとかしたい気持ちが勝っていました。病院の先生と相談した上で、仕事は傷病休暇扱いですぐに休む事に。自宅療養で許可を頂きました。その間検診では毎回、12ミリから20ミリの間をフラフラしていて、ウテメリン錠剤も処方のマックスまで服用する形でした。

式が終わり、次の検診の予約日に病院へ行くと経管は8ミリ(妊娠25週丁度です)即入院の指示が出たので、そのまま車椅子で全く動く事を禁止されてしまいました。

点滴によるウテメリンで3日後には経管長25ミリにまで戻りましたが、そのあと36週になるまで、約3ヶ月点滴をしたまま入院しました。今になって思えば反省する事だらけなのですが、当時は初めての入院で本当に不安になり、婚姻届を出すのもクリスマスもお正月も全て病院で迎える事になり本当に淋しい気持ちでした。妊娠が、こんなに大変な物だとは知らず、テレビで誰かも言っていましたが妊娠したらそのまま赤ちゃんが産まれて来る物だと思っていたので何もかもが悲しく感じてしまいました。今思えば、検診の時に先生がお腹が張っている事や、薬を処方している事をもっと重く捉えてキチンと指示に従っておくべきでした。

お式も無理をせず、出産後にやっても良かったのに、自分の状況を整理仕切れず全てに於いて焦ってしまった事は反省してます、、、

お仕事も突然、妊娠!結婚!休み!入院!と、あまりにも前置きの無い対応で本当迷惑を掛けたとおもいます、、、無知だったとはいえ、無知では済まされないレベルの迷惑の掛けっぷりでしたね、、、


ただ、結果的に元気に産まれて来てくれたから言えるのかもしれませんが、入院中24時間赤ちゃんの事を考えていられるのは幸せでもありました。

私の性格上もし切迫早産になることなく仕事もそのまま続けれる状態だったら出産してから赤ちゃんの身の周りの物を買い揃えたりする位、その事について考えなかった気がします。そのまま自分が母になる認識も低いまま出産していたかも、、、

3ヶ月もの入院は自業自得な部分もあるとはいえ、本当に辛かったです。

そんな中で胎動を感じると赤ちゃんについて、ゆっくり時間を掛けて考える時間があったのは私にとっては良い事だったのかもしれないです。

後輩ママへのアドバイス

私みたいな人は少ないと思いますが、お腹の中にいるのは生きてる人間なんだと自覚を持つ事 笑

そんな事を言うと人格を疑われそうですが、私の場合悪阻もほとんど無く、入院する直前の24.5週までは少し食べ過ぎた位のお腹の出方だったので、しばしば自分が妊婦だと言う事を忘れがちでした。

元気で産まれて来てくれて、日に日に掛け替えのない存在になるにつれて当時の自分を思い出すと恥ずかしいです。

親戚の方達から大袈裟な心配をされても、それだけ大切な物なんだと受け止めて下さい(ホルモンバランスで難しいかもしれませんが 笑)

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