切迫早産での子宮頸管長の長さの変化の体験談

突然の腹痛〜切迫早産の診断

22週6日の時、仕事が終わって帰宅中にお腹の痛みを感じました。それまでの妊娠経過はつわりがひどかった程度で他に異常はなく、出血もお腹の張りや痛みも全くありませんでした。腹痛はあるものの出血も無いし、生理痛よりも少し強い位のだったので、帰宅後横になって30分ほど様子を見て痛みは落ち着きました。しかし、10分以内の規則的なお腹の張り(子宮の形がお腹の上からくっきり分かるようにぎゅーっと硬くなる感じ)が30分ほど続いていたので、病院に連絡して来院することになりました。どの程度で病院に連絡すればいいのか迷っていましたが、もしも赤ちゃんに万が一の事があったらと思い連絡をしたら、張りが続いているなら…ということで受診することになりました。勇気を出して連絡をしてよかったと今は思っています。そのまま入院になる可能性があるから家族と一緒に入院の準備をしてくるように言われ、病院に向かいました。

先生の診察で超音波と内診をし、頸管長は39mm(25mmより短いと早産のリスクが高い)で子宮の入り口も閉じているので今すぐに何か起こる状態ではないと言われました。でもお腹の張りは続いていたので、モニターを30分つけて張りの頻度と強さを見てどうするか決めましょうと。20分ほどつけていると7〜8分間隔で強い張りが記録され、張りを抑えるためにリトドリンという薬を1錠飲みました。その後10分ほど様子をみて、張りは少し弱くなり間隔も10分以上にのびてきましたが、完全に張りが無くなるわけではなく、小さな張りはちょこちょこ続いていました。先生からは、「23週というこの時期にこういう張りがあると、子宮の入り口が開いたり頸管長が短くなったりと早産のリスクが高い。このまま入院をして点滴をするか、飲み薬で様子を見れるのか判断に迷う状態です。点滴を始めてしまうと少しずつ減量していくようになるので、最悪の場合お産まで入院することもあります。今赤ちゃんは元気ですが、この段階で産まれてしまうと…」という話をされました。3週間前の診察で赤ちゃんの体重は400g、まだまだ小さい赤ちゃんが外の世界で生きていけるのか…考えただけで恐ろしくなりました。結局、少しずつ張りがなくなっていったので一晩入院して様子を見て、翌朝薬を飲んでからモニターをつけて問題なかったので退院し自宅待機になりました。1週間後(24週)の受診では頸管長30mmと短くなり、自覚する程ではありませんでしたがモニター上25分に1回の張りがありました。早産のリスクはまだ高いということで、仕事はこのまま産休まで休んで内服しながら自宅安静するよう指示がありました。その後、1週間後・2週間後の診察で頸管長40mm、お腹の張りもほぼ無しと内服で落ち着いているので自宅安静で今も様子を見ています。やっと28週に入り、赤ちゃんの体重も1kgを越えました。

まだまだ油断できない週数ですが、入院せずにこうしていられるのは、あの時にちゃんと連絡をして受診できたからだと思います。このまま少しでも長く赤ちゃんがお腹の中で成長できるように祈るばかりです。

後輩ママへのアドバイス

お腹の張りや出血、胎動が少ないなど注意事項はいろいろと教わると思います。でも、どの程度で病院に連絡したらいいのか、とても迷います。しかも、そういう危機的な状況は突然やってきます。私も本当に今まで何も症状が無かったのに、突然腹痛に襲われてすごくびっくりしたのと同時に赤ちゃんを失うのではと怖かったのを覚えています。

なので、後で後悔する事がないように、自分の体調に違和感を感じた時には病院に連絡してみてください。赤ちゃんとずっと一緒にいて危険を察知できるのは、お母さん自身です。早く対応ができれば、その分赤ちゃんもお母さん自身も辛いめに合わなくて済むと思います。勇気をだして、まず行動してみてきださい。

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