切迫早産での入院治療
私は切迫早産で妊娠27週から、出産をした36週まで入院し治療をしていました。切迫早産と診断されたのは入院をした総合病院で妊娠27週の時でした。しかしその前から子宮頸管が短くなってきており、妊婦健診で通っていた産科医院で指摘を受けていました。妊娠中期からお腹の張りが多かった私は、妊婦健診の時に相談をしていました。仕事が介護職で子宮が下がって来やすい、そうすると子宮頸管が短くなりやすいと言われ、職場では上司に相談し軽めの作業をしていましたが、お腹の張りは改善されませんでした。妊娠26週の時、子宮頸管が1ヶ月前の検査では4,6?だったのが、3,7?と1?短くなっていました。まだそこまで深刻な短さではありませんが、徐々に短くなっているのは確かだった事や張りが多かった事から、張り止めウテメリンの点滴をすることになりました。点滴を4時間ほどかけて行ったところ、お腹の張りは良くなりました。しかし、最後にお腹の赤ちゃんの心音を聞くと不整脈になっており、心拍が少なくなっていることがわかりました。その直後に担当医から総合病院で診てもらった方が良いと、救急車で搬送されることとなりました。その時、妊娠27週。心拍の低下や不整脈の原因は不明でしたが、早産の危険があるとの事で、入院となり、その日からウテメリンの点滴を24時間、感染予防のために膣洗浄を週3回行いました。その結果、子宮頸管は短くなる事はありませんでしたが、お腹の張りは点滴の量を調整しつつ安静にして、陣痛にならないようにしていくのみでした。ウテメリンの量としてはこれ以上あげられない、という所まできましたが、なんとか36週までもち、出産しても問題ない週数であるとの事で、徐々に点滴の量を減らし、陣痛に繋がらなければ退院という所まで来ました。退院前日、36週4日目、お腹の張りが定期的になり破水し、陣痛に繋がり、18時間陣痛に耐えた末、元気な赤ちゃんを出産しました。出産間近に不整脈は消え、体重は小さめでしたが、特に問題のない元気な女の子でした。入院期間は約2ヶ月でした。
私は仕事柄と体質か、お腹の張りが早くからありました。初めての妊娠でこんなものかな、と思っていましたが、お腹の張りは陣痛につながる事もあるので、早めに相談して欲しいと思います。