切迫早産での子宮頸管長の長さの変化の体験談

入退院を繰り返した切迫早産

私は23週3日目にお腹の張りを感じ、病院に電話したところすぐ来るように言われ、結果、切迫早産との診断が下りました。子宮頚管長の具体的な数字は言われませんでしたが、既に3センチを切っているとのことで、帰宅も出来ずそのまま入院となりました。

歩行も許されなかったので診察室を出てからは車いすで移動、張り止めのウテメリンを24時間点滴されていました。絶対安静でしたので食事はベッドの上、下膳は助産師さん達がして下さり、トイレの時しか移動は出来ません。お風呂は点滴の針の差し替えが3日置きなので、その時に体調が問題なければシャワーを浴びられるという形です。

私は北関東に住んでいるのですが実家は関西で、里帰り出産を予定していました。けれどもこうして入院ということになってしまったのでもう諦めていたのですが、入院3日目に受けた内診で頚管長がマシになっている(?)らしく先生から「帰省するなら今しかないよ」と言われ、急遽里帰りすることになりました。

主人に付き添って貰い新幹線で実家に帰り、そこからは母が常に付き添って面倒を診てくれました。幸い出産予定の病院で診察を受けたところ、暫くは自宅安静で様子をみるとのことでしたので、飲み薬のウテメリンを毎日食後や寝る前に飲むよう処方されました。外出は禁止、湯船の入浴も禁止でしたが、実家ということもありそれ程不自由は感じなかったように思います。

しかし、段々とお腹の張りを頻繁に感じるようになり、頚管長も約2センチになっていたので遂に33週2日目に再び入院となりました。1度目の時と同様のウテメリンの点滴に加え、私の場合赤ちゃんの体重がなかなか増えがなかったので栄養剤の点滴も途中からプラスされ、更に膣剤も投与されました。前回の入院生活と違うことといえば、点滴の針の差し替えが週に1回で、入浴は週3日の決められた曜日に体調が問題なければシャワーのみ使用出来るというところです。

入院は正産期を迎えるまで続きました。そしてようやく37週を迎えていざ退院ということで点滴を外すと、何とあっという間に陣痛が始まりました。張り返しの痛みではないかと言われ、とりあえず一度帰宅したのですが痛みは引かず、結局翌日の早朝に再び病院に戻ってきました。ですがここからがなかなか進まず、長いこと陣痛室で痛みを堪えて、子宮口が全開になったのが午後3時頃だったと思います。破水してくれなかったので人工的に破いてもらい、分娩室に入ってからは30分程で出産しました。

後輩ママへのアドバイス

切迫早産と診断されると誰でも皆不安と悲しさでいっぱいになると思います。ですが決して赤ちゃんが駄目になっている訳ではありません。今から絶対安静にしていれば必ず可愛い我が子に会えることができます。逆に言うと、今ここで無理をしてしまうと最悪の結末になってしまうかもしれません。ですから赤ちゃんの為にも家族の手を借り、ひたすら安静を保っていてください。ものは考えようです、出産後は寝る暇も無いくらい忙しくなるのですから、今の間に思いっきりぐうたらしてください。(笑)

ちなみに私は長期間安静にしていたので食欲が減り、体重・体力・筋力が落ちて産後は赤ちゃんを抱っこし続けるのも一苦労でした。しっかり食べて元気をつけましょう。

参考になったらここをクリック(ログイン不要)
ありがとう!5 ありがとう
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /
次の体験談へ
\ あなたも体験談を投稿しませんか? /