振り返ってみれば着床出血

あれは忘れもしない友人たちと旅行中のこと。大人と子供、総勢10名以上の大人数でワイワイと楽しいひと時を過ごしていました。何気なく皆との楽しい会話を中断してトレイに行った時、薄く紅く染まったショーツを見て、少しだけ出血していることに気がつきました。今思えばそれこそが着床出血だったのですが、当時の私は予定していた生理がきたとしか思いませんでした。「これくらいならまだ温泉に入れるかな」、「今月も妊娠しなかったんだな」と思っただけで、まさか妊娠しているとは思いもしませんでした。しかし本格的に生理が始まった様子もないまま旅行が終わり（出血は1回きりでした）、自宅に戻って初めて冷静に自分の状況を考えた時、ようやく着床出血という言葉が頭に浮かびました。いてもたってもいられず、すぐさまネットで着床出血について調べました。着床出血は生理予定日前後1週間に起こる可能性があるとありました。私の場合は、生理予定日から3日後の出血でした。「これはもしかして！？」と思い、すぐさま妊娠検査薬を買いに薬局へ走りました。少しフライングかなと思いつつ自己検査をしたところうっすら陽性反応。その数日後（生理予定日1週間後）にはくっきりと陽性反応が出るようになり、あの時の出血は着床出血だったんだと確信するに至りました。今となっては当時一緒に旅行していた友人たちとの間で、「あのとき着床したんだね」と（笑）懐かしい思い出話の一つとなっています。